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インテグリティ・ヘルスケア,PHCとオンライン服薬指導分野で提携「YaDoc Quick」と電子お薬手帳「ヘルスケア手帳」との連携により,在宅でもより適切な服薬指導を受けられるサービスを実現

2020-8-21

インテグリティ・ヘルスケア,PHCとオンライン服薬指導分野で提携

(株)インテグリティ・ヘルスケア(以下「インテグリティ・ヘルスケア」)は,PHC(株)(以下「PHC」)が販売する電子版お薬手帳アプリ「ヘルスケア手帳」サービス(*1)を利用したオンライン服薬指導サービスにおいて,同社が開発するオンライン診療・服薬指導システム「YaDoc Quick(ヤードック クイック)(*2)」との連携を,2020年9月の発売を目指して開発することを決定した。

現在,新型コロナウイルス感染症が拡大する中,薬局内の混雑による感染リスクや,ウイルス感染を恐れて薬局訪問を中断する患者の治療離脱の増加が懸念されている。このような状況において,2020年9月に施行される薬機法改正(*3)に基づいたオンライン服薬指導が新たに認可されることより,薬剤師の業務負担を軽減し,患者にとって利便性の高いオンライン医療サービスを提供する新しいソリューションが求められている。

「YaDoc Quick」は,8月にリリースした新サービスで,専用アプリケーションのインストールなどの面倒な初期作業を必要とせず,診療予約から医療費決済までを含むオンライン診療を簡単に,速やかに開始できるサービス。「ヘルスケア手帳」サービスは,服用薬の情報をはじめ,血圧などの個人の健康情報をスマートフォンで一元管理し,薬局へ処方箋情報を事前に送信することで,患者の薬局での待ち時間の削減を目的とする保険薬局向けサービス。今回,両サービスをシステム連携することで,患者は,「ヘルスケア手帳」スマートフォンアプリを利用して,自宅から処方箋情報を薬局に送信できるだけでなく,過去の服用薬履歴などを閲覧しながらビデオ通話システムによる,より適切な服薬指導を受けることができる。さらには,処方薬のクレジットカード決済が可能となり,薬局への移動が難しい高齢者や,ウイルス感染への懸念から薬局訪問を躊躇する患者も,在宅で安心して,薬剤師の指導を受けながら服薬治療を継続することで,疾病の重症化予防への効果が期待できる。

インテグリティ・ヘルスケアとPHCは,既に,疾患管理システム「YaDoc(*4)」と電子カルテ「Medicom-HRV(*5)」や「Medicom-HRf(*5)」との連携によるオンライン診療の普及において,1,500施設を越える実績があり,今回の連携によりさらに薬局も含めたサービスの拡張が期待できる。

同社,代表取締役社長の園田愛氏は「従来より推進されてきた医療機関・調剤薬局でのオンラインでの医療は,新型コロナウイルス感染症の脅威下で安全の医療提供体制を確保するため,さらなる充実が急速に求められています。患者さんや医療従事者が,必要な時に速やかに円滑にオンラインでの医療を実施することに特化し開発されたYaDoc Quickと,2014年に開発され,先進的且つ社会への波及効果を持つビジネスモデルとして高く評価されている(*6)PHCの「ヘルスケア手帳」スマートフォンアプリが連携することで,利用者のさらなる利便性向上と飛躍的なサービスの拡張が期待されます。このことが,患者,医療機関,調剤薬局の安全な環境整備の一助となるとともに,デジタルを活用した患者中心医療の実現に貢献することを確信しています。」と述べている。

(*1)https://www.phchd.com/jp/medicom/telehealth/clinic
(*2)https://www.yadoc.jp/quick
(*3)医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律の改正
(*4)https://www.yadoc.jp/
(*5)Medicom-HRV: https://www.phchd.com/jp/medicom/clinics/mchr
    Medicom-HRf: https://www.phchd.com/jp/medicom/clinics/mchr
(*6)https://www.phchd.com/jp/phc/news/2018/0622

 

●問い合わせ先
(株)インテグリティ・ヘルスケア
オンライン診療事業部 info@yadoc.jp
広報担当:日比 pr@integrity-healthcare.co.jp