2020-3-13
プラスマンは,胸部CTにおける肺結節関心領域表示AI Plus.Lung.Noduleのオンプレミス版をリリースした。
オンプレミスとは,院内に物理サーバーを設置しローカルネットワーク上でサービスを完結する方式を指す。
モダリティまたはPACSからPlus.Lung.NoduleにDICOMデータが自動送信され,処理後のデータは自動でPACSに保存される。
ユーザーは特別な操作なく,読影時には肺結節関心領域が自動で表示(ON/OFF切り替え可)される仕組み。
肺結節の見逃し防止や,放射線科医の労働環境改善のためにAIを活用する需要は高まっており,胸部に限定しない全件処理や,処理件数が多い施設などのヘビーユーザー向けにオンプレミス版をリリースした。
通信はDICOM/HTTPに対応しており,表示形式はDICOM PRを用いるため,現状のワークフローを壊さない。
ほとんどのDICOMビューアーはDICOM PR形式に対応済みであり,現在のビューアーを利用できる。
“Plus.Lung.Noduleプラスラングノジュール”の製品概要
https://plusmanllc.co.jp/products/
学術関連資料,性能評価資料等も配布している。
●問い合わせ先
プラスマン合同会社
https://plusmanllc.co.jp/contact/