2019-9-11
(株)島津製作所は,9月9日に同社の新研究開発棟「ヘルスケアR&Dセンター」内に次世代ラボの開発を目指す「COTO LABOコンソーシアム」が入居したことを発表した。
同社は今年5月に(株)iPS ポータル,アース環境サービス(株),(株)NTTデータ,オリンパス(株),(株)片岡製作所,大成建設(株),(株)日立産機システムとともに8社の共同で「COTO LABOコンソーシアム」を設立した。同コンソーシアムは,ライフサイエンス分野における実験操作の正確性/トレーサビリティを評価できる新システムおよび環境基準を組み込んだラボの開発を目指してきた。今回の「ヘルスケアR&Dセンター」への入居は,目標への第一歩となる。
「COTO LABOコンソーシアム」に参画する8社は,高度な「透明性」「再現性」「効率性」を備えた次世代ラボの社会実装に向けて各社の技術・製品を結集する。今後は,様々な細胞の培養を通じて次世代ラボの実現性を検討するとともにユーザーによる価値検証を進めていく。「COTO LABOコンソーシアム」は,ライフサイエンスの基礎および応用分野でのデータ信頼性を高めて,ヘルスケア産業の発展に貢献していく。
●問い合わせ先
(株)島津製作所
https://www.shimadzu.co.jp/