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NTTドコモと富士通,妊産婦がエコー画像などを「母子健康手帳アプリ」で手軽に確認できる「妊婦健診 結果参照サービス」を産科医療機関に提供開始〜ドコモの「母子健康手帳アプリ」と富士通の健康医療情報管理基盤を連携〜

2019-3-12

(株)NTTドコモ(注1,以下 ドコモ)と富士通(株)(注2,以下 富士通)は,ドコモの「母子健康手帳アプリ」と富士通の健康医療情報管理基盤「FUJITSU ヘルスケアソリューション Healthcare Personal service Platform」(以下,Healthcare Personal service Platform)を連携させ,妊産婦が,自身の診療情報であるPersonal Health Record(注3,以下 PHR)の一部を病院に赴くことなくスマートフォンで参照できる「妊婦健診 結果参照サービス」を提供する。

「妊婦健診 結果参照サービス」は,産科医療機関が保有する妊産婦の健康診査結果(以下,健診結果)やエコー画像を,「母子健康手帳アプリ」を通じて,本人同意のもと妊産婦に安全に提供できるもので,富士通が産科医療機関向けに,2019年4月1日(月曜日)より販売を開始する。

本サービスにより,妊産婦は「母子健康手帳アプリ」から,いつでもどこでも手軽に自身の健診結果を参照できるため,母体や胎児の健康状態を日々確認しながら,より安心して充実したマタニティライフを過ごすことができる。また,産科医療機関は,エコー画像や健診結果などの妊娠経過に関するきめ細かい情報や医師のアドバイスを妊産婦に提供することで,妊産婦とのコミュニケーションを深め,より質の高いサービスの提供につなげていくことが可能になる。

今後,両社はメディカル・ヘルスケア分野におけるPHR活用に向けて,更なる協業の検討を進めていく。

「妊婦健診 結果参照サービス」の仕組み

「妊婦健診 結果参照サービス」の仕組み

 

●「妊婦健診 結果参照サービス」の概要

 

●販売価格および販売開始日

名称:妊婦健診 結果参照サービス
販売価格:初期費用:個別見積 / 月額費用:3万円(税別)から
販売開始日:2019年4月1日(月曜日)

●販売目標

両社は今後5年間で600医療機関への導入をめざす。

●「母子健康手帳アプリ」について

ドコモと特定非営利活動法人 ひまわりの会(注4)が,2016年10月より提供している子どもの健康や成長を一貫して記録できるとともに,妊娠週数や胎児の成長に合わせて自治体・病院・専門家から「信頼できる情報」が最適なタイミングで届くスマートフォンアプリ。
厚生労働省が定める母子健康手帳省令様式に合わせた健診の記録に対応しているほかに,入学後の健診の記録もでき,胎児期から成人までの健診結果を,アプリで一元的に管理・閲覧できる。また,記録のグラフ化や,妊娠週数・子どもの年齢に応じた最適なコンテンツ配信など,デジタルならではのサービスを提供する。ドコモはもちろん,他事業社のスマートフォン・タブレットやパソコンでも利用可能。

注1 (株)NTTドコモ:本社 東京都千代田区,代表取締役社長 吉澤 和弘
注2 富士通(株):本社 東京都港区,代表取締役社長 田中 達也
注3 Personal Health Record:個人が自身の医療情報をはじめとする,健康に関する情報を集積し管理するもの。個人の意思において開示コントロールができるものを指す。
注4 特定非営利活動法人 ひまわりの会:所在地 東京都千代田区,代表 奥 貴敏。全国自治体の母子保健課窓口などへのマタニティステッカーの配布や,出産・育児における医療情報,およびメッセージのメール配信を行う団体。

 

●問い合わせ先
富士通コンタクトライン(総合窓口)
TEL 0120-933-200
受付時間:9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・当社指定の休業日を除く)

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