2019-1-29
エヌ・デーソフトウェア(株)は,東芝デジタルソリューションズ(株)が提供するコミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」の音声認識サービス「RECAIUS フィールドボイス インカム」を介護事業所向けに「ほのぼのTALK++(ほのぼのトークプラス)」として販売を開始する。
現在の介護福祉業界は,慢性なる人手不足により業務の効率化が求められている。介護施設などでは,多職種の方と情報共有してケアを行っており,広い施設内で職員を探すなど導線が悪く非効率的な移動が多く存在する。
今回発売する「ほのぼのTALK++(ほのぼのトークプラス)」は,「RECAIUS フィールドボイス インカム」を搭載することで,従来の通話機能に加え,通話内容の「テキスト」と「音声」での情報共有を可能にした。通話内容は即座にテキスト化され,介護職員さんが持つiOSデバイスに配信されるので,聞き逃した場合もタイムライン上で「いつ・だれが・なに」を話したか簡単に確認でき,音声を聞き直すこともできる。
管理者用のパソコンからは,テキスト入力した指示内容を合成音声に変換して一斉配信できるので,介護職員側はiOSデバイスの画面を確認することなく,連絡内容を音声で聞くことができる。また,通話内容を検索する機能や通話内容一覧の一括ダウンロード機能により,日報の作成や改善検討などに活用することができる。さらに,センサーの反応などIoT機器が投稿するテキスト情報を合成音声に変換して配信することも可能のため,今後のIoT連携にも期待される。
●エヌ・デーソフトウェア(株)「ほのぼのTALK++」について
「ほのぼのTALK++」は,iPadやiPhone,iPod touchをインカムとして使うクラウドサービス。通常のインカムとしての音声通話に加え,会話履歴のテキスト表示,会話履歴の音声再生も可能なアプリ。操作も通常のインカムと同様のため,誰でも簡単に利用できる。介護事業所の困りごとである「職員がどこにいるか分からない」「職員を探すのが大変」「施設内を歩き回って職員を探す時間が多い」「情報共有が大変」等,情報共有,業務効率化に効果を発揮するインカムアプリである。
(1)話した内容がテキスト化され見返しができる。
(2)話した内容が録音されているので聞き直しができる。
(3)iOSデバイス(iPad,iPhone,iPod touch)で利用できる。
(4)同社ケア記録アプリ(CarePalette)と一緒の端末で運用可能なので1台にまとまる。
(5)Wi-Fi,4G(LTE)で利用できるので,距離の制限がない。
(6)グループを無制限に作れるので,フロアごと,ユニットごとなどのグループ設定も可能。
・ほのぼのTALK++
https://www.ndsoft.jp/product/honotalk/
●東芝コミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」について
音声や映像から人の意図を理解しビジネスと生活の安心・快適な活動をサポートするサービス。東芝が長年にわたり研究開発してきた,音声認識,音声合成,翻訳,対話,意図理解,画像認識(顔・人物画像認識)などのメディア知識処理技術(メディアインテリジェンス技術)を融合し体系化した。RECAIUSは,新しいライフスタイルやビジネスの創出に貢献する。
・RECAIUS(リカイアス)ホームページ
http://www.toshiba.co.jp/recaius/
●アプリ概要
アプリ名: ほのぼのTALK++
カテゴリ: メディカル
対応端末: iPhone,iPod touch,iPad
https://itunes.apple.com/jp/app/id1436660785
●問い合わせ先
エヌ・デーソフトウェア(株)
ソリューション事業部 販売推進グループ 営業企画ユニット
TEL 0238-47-6700
http://www.ndsoft.jp/