2018-11-8
EIZO(株)は,27型フルHD(1920×1080ドット)ワイドの手術用モニター「CuratOR EX2721」を,2018年12月3日に発売する。価格はオープン。
「EX2721」は,EIZOの手術・内視鏡用モニター27型画面サイズとして最も高い輝度900cd/m2を実現した。フルHD(1920×1080ドット)解像度の内視鏡や顕微鏡手術の映像を鮮明に表示する。
同社は現在,フルHD解像度の2D手術・内視鏡用モニターとして,32型と26型をラインナップに取りそろえているが,今回27型の「EX2721」を加えることで,ユーザーのニーズにさらに幅広く対応する。
●新製品の主な特長
内視鏡・顕微鏡手術映像を鮮明に表示
発光効率の優れたLEDバックライトを搭載した液晶パネルを使用し,高輝度900cd/m2を実現。さらにフルHD(1920×1080ドット)対応で,内視鏡や顕微鏡手術の映像を鮮明に表示する。
安全性,衛生面に配慮したフルフラットデザイン
手術室に設置された多くの医療機器や装置は,手術内容に応じて並び替えられたり,手術室間の移動が伴う。その際の医療スタッフの安全性を考慮し,角のない丸みを帯びたデザインを採用している。
さらに,前面すべてを保護ガラスで覆ったフルフラットデザインで,防塵・防水等級はモニター前面:IP45,全体:IP32を実現した。また,ケーブルカバー装備でケーブル類もすっきり収納できるなど,安全で衛生的な手術環境の実現に貢献する。
・IP(International Protection)は,IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)が定める異物と水の浸入に対する保護規格。
保護ガラスでしっかりガード
表面硬度9Hの保護ガラスが液晶画面を衝撃や汚れから守る。
●問い合わせ先
EIZO(株)営業1部 モダリティイメージング課
TEL 03-5764-3403 FAX 03-5764-3420
https://www.eizo.co.jp/