2018-2-7
富士製薬工業(株)は,コニカミノルタジャパン(株)と日本国内で共同販売を行なっている,非イオン性尿路・血管造影剤「オイパロミン®注」(一般名:イオパミドール,以下,「オイパロミン®」),非イオン性造影剤「イオパーク®注」(一般名:イオヘキソール,以下,「イオパーク®」),線状型MRI用造影剤『ガドペンテト酸メグルミン静注液「F」』(一般名:ガドペンテト酸メグルミン,以下,「ガドペンテト酸メグルミン」)に関し販売元を一本化することで合意したことを発表した。
これによりコニカミノルタジャパンは同3製剤の在庫がなくなり次第,順次,販売を終了し,それ以降は富士製薬工業が単独で販売・流通及び情報提供活動を行うこととなる。
従来,「オイパロミン®」は1996年7月,「イオパーク®」は2001年7月,「ガドペンテト酸メグルミン」は2008年11月に,それぞれ富士製薬工業が製造販売承認を取得し,コニカミノルタジャパンと富士製薬工業の両社で販売,MRによる情報提供活動を行なってきた。今回,医療を取り巻く激変する環境変化に柔軟に対応しながら造影剤事業の更なる強化を図るため,両社協議の結果,コニカミノルタジャパンが販売していた造影剤全てを製造販売元である富士製薬工業に一本化することの合意に至った。
コニカミノルタジャパンと富士製薬工業は,協力して速やかに販売移管手続きを進め,製品の安定供給並びに情報提供を滞りなく実行していく。
●問い合わせ先
富士製薬工業(株)
https://www.fujipharma.jp/