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2018-2-2

ゲルベ・ジャパン（株）及び富士製薬工業（株）は，両社間のライセンス契約に基づき富士製薬工業が日本国内で販売していた下記の医療用医薬品のライセンス契約の終了について2月2日合意に至り，下記の日付をもって富士製薬工業の販売が終了し，ゲルベ・ジャパンが販売することを発表した。

「オプチレイ®注」は，2013年12月に旧マリンクロットジャパン（株）から富士製薬工業に販売移管され，2014年6月の製造販売承認の承継を経て，富士製薬工業が製造販売元として製造及び販売を行ってきた。また，「マグネスコープ®静注」及び「リピオドール®注」は，2015年10月より富士製薬工業に販売移管され，同社が販売を行ってきた。

その後，ゲルベ社（本社：フランスパリ）は，2015年11月にマリンクロットグループの造影剤事業を買収し世界的に造影剤事業の拡大を図ってきた。今回，日本市場における，当該製品の販売について両社間で協議をした結果，今回の合意に至った。

下記の日をもって当該製品の販売が富士製薬工業からゲルベ・ジャパンに移管されるが，両社協力して販売移管を滞りなく進めることとなった。

なお，「オプチレイ®注」の製造販売承認の移管時期については協議中だが，当該製品の製造については，当面の間，富士製薬工業が実施する予定。

今後，ゲルベ・ジャパンは日本におけるビジネスを通じて，画像診断，インターベンション領域の更なる発展を積極的に支援することで日本の医療に貢献していく。

【各製品の販売元変更日】

薬効分類名（一般名）：非イオン性造影剤（イオベルソール注射液）
製品名：オプチレイ®注
販売元変更日：2019年1月1日

薬効分類名（一般名）：環状型MRI用造影剤（ガドテル酸メグルミン注射液）
製品名：マグネスコープ®静注
販売元変更日：2018年10月2日

薬効分類名（一般名）：リンパ系・子宮卵管造影剤
　　　　　　　　　　　医薬品又は医療機器の調製用剤
　　　　　　　　　　　（ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル注射液）
製品名：リピオドール®注
販売元変更日：2018年10月2日