2017-9-4
EIZO(株)は,タッチパネル液晶モニター2機種を発売する。発売日は,23型ワイド・フルHD(1920×1080)の「DuraVision(デュラヴィジョン) FDF2382WT」は2017年10月30日,17型・SXGA(1280×1024)の「DuraVision FDS1782T」は2017年9月14日。価格はオープン価格。
●概要
FDF2382WT/FDS1782Tは,指でのタッチ操作に加え,新たに,アクティブ方式のスタイラスペンを使った細やかな入力に対応。公共施設・ATMなどで利用される簡単なボタン操作に加え,クリニックでの診断結果やオフィスでの議事の記入など,文字や図表の書き込みを必要とするさまざまな市場に活用の幅が広がった。また,従来は5点まで対応していた同時タッチに,10点まで対応したことで,より多くの人が同時に書き込みできるようになった。
●主な特長
FDF2382WT/FDS1782Tは,それぞれ現行のT2381W/T1781の後継機種。ドラッグ・フリックなどのスライド動作がしやすく,耐久性に優れる「投影型静電容量(PCAP)方式」を採用している。
スタイラスペンでの細やかな入力に対応したほか,使いやすさも進化している。パームリジェクション機能を搭載しており,手の側面を付いて操作した際に,指やペン以外の接触面でのタッチ動作を無効にする。また,モニター側面にタッチパネルの有効・無効を切替えできるボタンを追加しており,マウスを使う操作を併用する場合など,運用方法に応じて使い分けることができる。さらに,常に安定したタッチ操作ができるよう,環境要因や電極ノイズの影響を受けることで生じる誤作動を防ぎ,モニターが自動で感度キャリブレーションを実施する機能を搭載した。
その他,ベゼルに凹凸がないフルフラットデザイン,斜めから見ても見やすいIPSパネルの採用,長期3年間保証など,現行機種の優れた特長はそのまま踏襲している。
<現行機種から進化した特長>
- 指タッチに加え,スタイラスペン入力に対応:複数のスタイラスペンと互換性検証済み
- 10点マルチタッチ対応により,複数人で操作可能
- マルチタッチ時の誤作動を防ぐ「パームリジェクション機能」を搭載
- モニターが自動で感度キャリブレーションを実施
- タッチパネルの有効・無効を切替えできるモニター側面のボタン
- 医用規格,IEC60601-1に対応(FDS1782Tのみ)
- 豊富なスタンドバリエーションを用意
<現行機種を踏襲した特長>
- 投影型静電容量(PCAP)方式採用で,画面の透過率がよく,スライド操作がスムーズ
- 画面の端でもスライド操作がしやすいフルフラットデザイン
- 見る角度による色変化が起こりにくく,斜めから見ても見やすいIPSパネル
- 作業しやすい画面角度に広範囲に調整できるレイドバックスタンドモデルを標準採用
- 3系統(D-Sub,DVI-D,DisplayPort)の豊富な入力端子搭載
- 画面のちらつきが発生しにくい調光方式採用(FDF2382WTのみ)
- マルチモニター構成やタッチ音出力に対応した専用タッチパネルドライバを用意(対応OS:Windows 10/8.1/7)
- 高い堅牢性(表面硬度5Hのガラス構造,タッチ耐久性5000万回(min.))
- 長期3年間保証
●DuraVision FDF2382WTの製品情報
●DuraVision FDS1782Tの製品情報
●問い合わせ先
EIZO(株)営業1部 コーポレートソリューション営業課
TEL 03-5764-3401 FAX 03-5764-3420
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