2017-4-17
(株)カナミックネットワークは,地域包括ケアシステム構築に取り組む自治体,医師会などを対象に,「カナミッククラウドサービス」情報共有プラットフォームのタイムライン機能について,無料提供を開始した。
●背景
地域包括ケアをめぐる医療・介護の現場では,連絡手段として電話やFAX,ノートを使っているところが多く,煩雑な業務によるサービス低下や経費増大が課題となっている。2015年度介護保険法改正では,市区町村が2018年4月までに医療・介護情報共有の支援に取り組むことが決まっている。
●サービスの紹介
「カナミッククラウドサービス」情報共有プラットフォームは,患者・要介護者一人ひとりについて,地方自治体や医師,歯科医師,薬剤師,訪問看護職員,ケアマネジャー,介護職員など多職種・他法人が,パソコンやタブレット,スマートフォンなどの端末を使って,それぞれの業務に必要な情報をリアルタイムで共有できるプラットフォーム。
今回,無料提供を開始したのは,このプラットフォームサービスのタイムライン機能で,地域包括ケア推進に取り組む自治体や医師会などが対象となる。この機能によって,各関係者間での会話や写真,書類などの共有が安全で容易に可能となる。
同社では,簡単に導入できる無料連携機能と,より高機能でルール化された情報連携ができる有料連携機能の二本立てで,サービス提供を進めていく。
●問い合わせ先
(株)カナミックネットワーク
https://www.kanamic.net/