2016-12-16
ビューア画面
(株)ジウンは,2016年12月14日,日本国内向けに医療用画像管理システム『SonicDICOM PACS』の試用版の提供を開始した。
今回は,来春の販売開始に先駆けて日本語版の製品ウェブサイトを公開した。
下記の製品ウェブサイトより,全機能を試すことがでいる無償試用版がダウンロードできる。
URL:https://ja.sonicdicom.com/
●試用版提供の背景
『SonicDICOM PACS』は,検査装置で発生した画像を受信・管理する「DICOMサーバー」と,それらの画像を閲覧する「DICOMビューア」の2つの機能を合わせ持ったソフトウェア(PACS)。
2014年に海外向けに英語版を販売開始し,特に新興国をターゲットとした価格戦略でシェアを広げ,現在までにアジアや南米を中心に世界各国の医療機関や教育機関で導入されている。販売は製品ウェブサイトからのダウンロード方式で行い,無料の試用版は200以上の国と地域で累計30,000回以上ダウンロードされている。
これまで海外向けに英語版の製品ウェブサイト及びソフトウェアを提供してきたが,日本からのアクセス数や問い合わせ等の増加など,国内でのニーズの高まりを受け,2017年春の日本国内での販売開始に向けて準備を進めている。
●『SonicDICOM PACS』の概要
1. 簡単にインストールと初期設定ができる
『SonicDICOM PACS』の最大の特長は簡単にインストールと初期設定ができること。
ガイダンスに従って必要な情報を入力するだけで,誰でも簡単にPACSのセットアップを完了できる。従来必要とされてきた専門知識やノウハウは必要ない。
既に海外においては本製品を用いることで,医療機関や教育機関が独力でPACSを導入することが当たり前のように行われている。
2. ハードウェアの選定・価格設定が柔軟にできる
本製品は,従来型のハードウェアとソフトウェアが一体となった製品ではなく,ソフトウェア単体での提供になる。撮影量やクライアント数に応じてハードウェアの選定が自由に行え,価格設定が柔軟に行える点も海外では人気を集めている。
また他社製品との連携も容易にできるため,PACSを取り扱った経験のない会社が,自社製品(モダリティや電子カルテ,RISなど)と本製品をパッケージで販売することも可能。
3. サポート体制
設定や検査装置との接続や使い方でつまずいた場合は,無料のEメールサポートを受けることができる。電話や訪問サポートが必要な場合は,同社のパートナー企業が対応する(有償の場合がある)
●今後の展開
・ダウンロード販売の開始
・ソフトウェアの完全な日本語化および多言語対応
・タブレット・モバイルのサポート
・OEM版の提供
●(株)ジウン
http://www.jiun.co.jp/
[コーポレートサイト]
https://ja.sonicdicom.com/
[製品ウェブサイト]