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GEヘルスケア・ジャパン,産婦人科向け超音波画像診断装置“Volusonシリーズ”に「Voluson S10」を投入~生まれてくる赤ちゃんの治療計画を最上級画質でサポート~

2016-4-20

Voluson S10

Voluson S10

GEヘルスケア・ジャパン(株)は,産婦人科向け超音波診断装置“Voluson(ボルソン)”ブランドの “Signature”シリーズの最上位機種新モデル「Voluson S10(ボルソン・エス・テン)」を,発売開始する。

日本における周産期医療を支える医師不足は全国的に深刻であり,分娩取扱施設に所属する産婦人科医の1か月当たりの平均当直回数は他科よりも多く,医師一人にかかる負担は大きいのが現状である*1。このような背景の中,周産期・産婦人科分野の医師の診療を検診から精査の段階に至るまでサポートすることが可能な画像診断装置が求められてきた。

「Voluson S10」は,GEヘルスケアが2011年に発売を開始したVoluson Signature Seriesの最上位機種にあたる新製品。周産期医療に特化したアプリケーションを豊富に搭載し,現場を支える医師の診断支援,サポートする機能の向上,ワークフローの改善による効率化を図ることで,患者にとって安心・安全な周産期医療の実現に貢献する。

「Voluson S10」は,Voluson E10とVoluson E8に採用されているプレミアム機種向けのシステムアーキテクチャ「Radiance System Architecture(ラディアンス・システム・アーキテクチャ)」で培った基盤技術をコンパクトなボディーに移植した「Voluson Core Architecture(ボルソン・コア・アーキテクチャ)」を採用した。このテクノロジーの搭載により,基本画質の向上,および心臓や血管の血液の流れをより繊細に装置のディスプレイ上で確認できる「カラードプラ」の感度向上を実現している。さらに,Voluson製品の強みである,3D/4D機能の性能も格段に向上。既に多くの施設で利用されているリアルな3D/4Dイメージング「HDlive」機能を始め,レンダリングのラインを自動でリアルタイムに最適化する「SonoRenderlive」機能,さらに,胎児の心臓の動きを再構築する「STIC(Spatio-Temporal Image Correlations)」機能を標準搭載するなど,周産期医療に必要な多くのアプリケーションを搭載し,日々の診療に貢献する。

GEヘルスケア・ジャパンは,本製品を通じて,産婦人科医のより的確な診断を支援し,生まれてくる赤ちゃんの健康を守ることを目指す。

 *1: 日本産婦人科医会,産婦人科勤務医の待遇改善と女性医師の就労環境に関するアンケート調査報告.2015.

Voluson S10による胎児の3次元画像

Voluson S10による胎児の3次元画像

STIC(Spatio-Temporal Image Correlations)機能イメージ画像

STIC(Spatio-Temporal Image Correlations)機能イメージ画像

 

●「Voluson S10」製品特長

・最新テクノロジー「Voluson Core Architecture」を搭載
Volusonブランドの最上位機種「Voluson E10」,「Voluson E8」に搭載されている最新システムアーキテクチャ「Radiance System Architecture」で培った基盤技術を移植した「Voluson Core Architecture」を搭載。クオリティの高いイメージとカラードプラの 高感度,3D/4D機能まで基本性能を格段に向上。

・産婦人科に特化したアプリケーションを豊富に搭載
正確に再現されたかのようなリアルな表現のサーフェス画像を表現し,仮想光源で陰影をつけることにより,さらなる立体感を実現した「HDlive」機能,胎児の心臓の撮影画像をボリュームデータとして  保存し,一定周期の繰り返し動作を行う対象に対して一周期分の3次元画像を再構築する「STIC(Spatio-Temporal Image Correlations)」機能,ボリュームデータ内の低輝度領域の数,容積,平均径を自動的に算出する「SonoAVCfollicle」(オプション)など,  周産期医療に特化したアプリケーションを豊富に搭載。  

 

●問い合わせ先
GEヘルスケア・ジャパン(株)コミュニケーション本部
ブランチャード/松井
TEL 0120-202-021
www.gehealthcare.co.jp