2016-4-6
システム本体全景
- 「BV Vectra(ビーブイ べクトラ)」は,外傷,脊椎,ペインマネジメントなどの整形外科的手技に特化し,複雑な螺旋骨折や粉砕骨折の描出に最適なコンパクト型システムとして,単純骨折から高難度の骨折まで,さまざまな症例の治療を強力にサポート
- 汎用性の高い設計から効率的な総所有コスト(TCO)管理を実現
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン(以下 フィリップス)は,4月6日より,整形外科領域で日常的に行われる外科治療手技に特化した移動式外科用X線システム「BV Vectra」の販売を開始することを発表した。
この最新装置は整形領域手術を積極的に支援するX線イメージガイダンス機能を持つシステムとして開発設計され,より優れた画質をより少ないX線量で実現し,全てのユーザーが手早く直感的に操作し,外科手術を安定かつ効率的に進めることを可能にする。(1)
「BV Vectra」は整形外科領域を中心とした広範囲な外科手術に応用でき,その主要な利点は下記の通り。
1. システム操作が容易で,短時間のトレーニングで,手早く直感的に操作できる設計
2. 50KHU/分という高い冷却率を実現したX 線管装置やパルス透視モードや等の低線量設定機能より,ワークフローを変えることなく,これまでより少ないX線量で高画質の透視・撮影を実施(2)
3. 高分解能デジタルイメージングチェーンとパワフルな高速画像処理機能を備え,加えてメタルアーチファクトの軽減機能,ボディースマート機能など,整形外科手術を高度に支援する機能を標準装備
フィリップスは,「BV Vectra」により,これまで以上に患者様に優しく,効率的で対費用効果の高い整形外科手術に寄与する。
(1), (2) 同社調査による
●希望販売価格
4,000万円(税込,仕様により異なる)
●問い合わせ先
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン
お客様窓口
TEL 0120-556-494
www.philips.co.jp/healthcare