2015-5-19
LOGIQ P9
GEヘルスケア・ジャパン(株)は,汎用超音波診断装置“LOGIQ”シリーズの新モデル2機種「LOGIQ P9(ロジック ピーナイン)」と「LOGIQ P7(ロジック ピーセブン)」を,5月19日(火)に同時発売する。
「LOGIQ P9」と「LOGIQ P7」は,医療現場の声を反映し,操作する医療従事者の利便性を追求した新機能および,日本の顧客ニーズに対応するソリューションを搭載した新製品。技術革新による超音波検査の幅の広がりや患者の高齢化に伴い,病棟での検査が増える現状に対応するため,運搬しやすいコンパクトサイズで60kgというクラス最軽量*1を実現した。これは,検査技師の約7割程度が女性であると考えられることから,女性にとって優しい軽量装置となっている。大型ワイドモニター,タッチパネルの搭載,移動後も速やかに操作を開始できる電源装置「Mobile Assistant*3」を搭載(「Mobile Assistant」は LOGIQ P9 のみ),スムーズな検査環境を実現してストレスの軽減を図った。さらに,操作に対する疑問やトラブルに迅速に対応するために,技師自身が瞬時に操作方法を確認できる取扱い説明動画「マイトレーナー」を初搭載*2,使用方法に困った際にもすぐ確認できるため,検査効率の向上に貢献する。
この2製品の開発にあたっては,日本の顧客のニーズを引き出すサーベイ,ワークフロー・画像の評価などを行った。検査室用から訪問医療にも対応できるポケットタイプまで,幅広い超音波診断装置のラインアップを持つGEが,日本の狭小な環境でも活用可能なコンパクト製品をまたひとつ実現した。コンパクトであっても高画質と高機能を保ったまま,安心の3年間保証も実現し,新規導入や機種変更を検討している医療機関をサポートする。
*1:同社LOGIQシリーズコンソール型超音波における最軽量
*2:同社製品初
*3:オプション
●「LOGIQ P9」 「LOGIQ P7」 製品特長
この2製品は,日本の顧客を最大のターゲットとして開発された製品。顧客のかかえる課題解決のために以下のような機能を搭載している。
・移動後,瞬時に操作ができる電源装置「Mobile Assistant」を搭載(LOGIQ P9のみ)
装置をシャットダウンしないまま電源を抜いても,移動後コンセントにつなげばすぐに操作を再開できる電源サポートシステム「Mobile Assistant」を搭載。検査室から病棟,外来などへ装置を移動させて行うスキャンも迅速に行うことができる。
・使いやすい画面レイアウトに設定可能な「マイページ」を初搭載
計算,コメント,ボディパターンなど,よく使う機能をご自身が使いやすい配置に1画面にレイアウトでき,ページをめくることなく効率的なスキャンを可能とする。
・装置の取り扱いが動画ですぐ確認できる「マイトレーナー」を初搭載
操作方法や機能の使い方を忘れてしまった時など,いつでも操作手順を確認できる映像マニュアルを本体に搭載。検査時以外にも利用し,装置への理解を深めることで検査中のストレス軽減と効率化が図れる新機能を初めて搭載した。
・ボタンやキーを徹底的に整理したシンプルなコンソール「Keyless & Digital TGC」を搭載
操作効率アップのためには,簡単でシンプルな操作方法が求められる。多くの方の操作特性を分析し,ボタンやキーを徹底的に整理した。
ボタンやつまみ,スイッチなどを削減し,キーボードからタッチパネルまでの距離を短くすることで,操作エリアがコンパクトになり,スムーズに検査を進めることができる。
・コンパクトで軽量化
狭小な日本の医療施設でも導入しやすいコンパクトな設置面積
(LOGIQ P9:幅 495 mm×奥行 685 mm×高さ 1,320〜1,570 mm)
(LOGIQ P7:幅 495 mm×奥行 685 mm×高さ 1,320〜1,420 mm)
重量,約60kg
・21.5インチのワイドモニターで高画質
同社同クラス初の21.5インチのモニターを採用,さらにワイドで見やすく,より高画質な画像を実現した。
●問い合わせ先
GEヘルスケア・ジャパン(株)コミュニケーション本部
ブランチャード/松井
TEL 0120-202-021
www.gehealthcare.co.jp