2014-9-19
Cook Japan(株)(以下 クック ジャパン)は,一般社団法人日本心・血管病予防会により昨年制定された「心・血管病予防デー」の各種活動に本年も協賛した。「心・血管病予防デー」は,血管に由来するさまざまな疾患(以下,血管病)について市民レベルでの理解を深め,予防・健診への意識を高めるとともに,血管病の包括的な診断・治療を推進することを目的としている。「心・血管病予防デー」は毎年敬老の日の前日(本年は9月14日(日))となる。
近年,急速に高齢化が進行するなか,加齢や運動不足,過食などによる血管の動脈硬化を原因とした脳血管障害や心疾患,血管疾患が著しく増加しており,その改善のためには,日常生活での管理の重要性が問われている。日本人の死因の約25%は心疾患および脳血管疾患であり,悪性新生物(がん)に匹敵する割合となっている。1 また,血管病の一つである大動脈瘤および解離による死亡者数は過去10年間増加を続けている。2 こうした状況からも血管病について一般生活者の理解を深め,予防や治療法についての知識を高めることは急務といえる。
本年は,「心・血管病予防デー」を記念し,9月14日に東京タワーをシンボルカラーである緑色にライトアップする活動やTake! ABI(手足の血圧測定),Take! Echo(腹部の大動脈径の測定)等の活動が行われた他,新たにウォーキングイベントが開催された。(※1)これら一連の活動を「GREEN IVY 運動」と称し,今後も血管病の疾患,予防,治療法についての知識普及,生活習慣の見直しを提案していきます。将来的には国民的な運動となるよう,幅広い分野での活動を目指している。
(※1)活動の詳細については下記のウェブサイトを参照。
日本心・血管病予防会: http://shinkekkan.com/abiecho2013/index.html
心・血管病予防GREEN IVY運動: http://www.greenivy.jp/index.html
クック社は,近年日本で急速な広がりをみせている治療法であり,患者様の体の負担が少ない低侵襲治療のための医療機器を数多く製造している。血管病である大動脈瘤や末梢動脈疾患のための画期的な血管内治療用機器もいち早く紹介してきた。これら製品の普及を通じて治療に貢献するとともに,疾患・治療法啓発にも取り組んでいる。今後も「心・血管病予防デー」各種活動に協賛することで,血管病についての更なる意識の高まりや生活習慣の見直し,定期的な健康診断受診の広がりをサポートし,「いきいきした生活」の促進に貢献していく。
【GREEN IVY活動 2014年 主な活動】
9月14日
東京タワーを緑色にライトアップ(心・血管病予防デー記念)
Take! ABI,Take! Echo開催
「GREEN ウォーク」(ウォーキングイベント)開催
市民公開講座 開催
*1 厚生労働省 平成24年(2012)人口動態統計より。悪性新生物(がん)による死亡は28.7%,心疾患15.8%, 脳血管疾患9.7%。
*2 同上
●問い合わせ先
Cook Japan(クック ジャパン)広報担当
フライシュマン・ヒラード・ジャパン(株)
担当:工藤,原
TEL 03-6204-4362 FAX 03-6204-4302