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フォトロン メディカル イメージング,透視画像録画/配信システム「Kada-Rec」新発売〜医用画像ネットワークと連携可能〜

2013-8-14

透視画像録画/配信システム「Kada-Rec」

透視画像録画/配信システム「Kada-Rec」

フォトロン メディカル イメージング(株)は,医用画像ネットワークと連携できる,透視画像録画/配信システム 「Kada-Rec」 を8月15日より発売する。

●開発背景と製品概要

近年,循環器用X線診断装置は診断目的のみでなく,治療目的で利用されることが増加している。それに伴い,医療訴訟などに備えた治療経過の記録として,透視画像の録画・保存が望まれている。 また一方で,脳神経外科領域では,脳血管内治療の透視画像を保存・編集し,学会発表で二次利用したいという要求があり,透視画像の記録装置の必要性が高まっている。透視画像の記録そのものは従来のDVD録画装置で可能だが,記録が専用フォーマットのため閲覧・編集が難しく,編集目的で使用されることは稀であった。同社が発売する「Kada-Rec」は,透視画像などの映像を取込み,動画ファイルとして記録を行う映像収録システムで,長時間の映像の収録とその映像の二次利用を簡単に行うことができる。「Kada-Rec」では,収録された映像をWMV形式に圧縮し保存するため,長時間の映像を効率よく保存することができる。また,収録された映像は,患者属性情報と結び付けてKada-Recサーバーで管理され,Webアプリケーションを通じて院内配信される。院内配信では,患者属性情報に基づいた収録映像の検索/参照/ダウンロードが可能で,収録映像の管理の手間を大幅に削減する。さらに,収録映像はWMV形式のほかにH.264形式の汎用的なフォーマットに変換でき,二次利用のための映像閲覧・編集作業を容易にします。 同社では「Kada-Rec」を,DICOMデータをトータルにサポートするKada-Solutionに新たな価値を加える検査映像の記録・管理システムとして,医療に携わるすべての方々に提供していく。

●製品の特長と機能

 

●主な仕様

モデル名:Kada-Rec
DVI入力:DVI-Iメス x2
Video入力:NTSCアナログコンポジット映像信号(RCAコネクタ) x1
マーキング入力(外部トリガー):無電圧接点信号
録画形式:Windows Media Video形式
取込形式:H.264/MPEG-4 AVC形式 / Windows Media Video形式 / MPEG-1形式 / AVI形式
患者情報入力:DICOM MWMにて取得または手入力

 

●問い合わせ先
フォトロン メディカル イメージング(株) 営業グループ
TEL 03-3238-2115
FAX 03-3238-2147
kada@photron.co.jp
http://www.kada.org