2013-8-1
アボット バスキュラー ジャパン(株)は,一般的な心臓疾患である冠動脈疾患(CAD)1の治療を適応としたXIENCE Xpedition® 薬剤溶出ステントの国内販売を8月1日より開始した。
XIENCE Xpeditionは,既に複数の臨床データに裏打ちされたXIENCE®ステント製品群の安全性を継承し,また,治療の難易度の高いCADにおいて,複雑な病変に対するカテーテルの円滑な到達を可能にする新たなステントデリバリーシステムを採用している。
治療が困難な複雑病変部の拡張を容易にし,ステント留置後は,ステントを血管壁にしっかりと密着させるよう設計されたバルーンを搭載,また,カテーテル部には,ステントを病変まで血管内を抵抗なくスムーズに到達させることができるよう,超低プロファイルな設計が施されている。
さらに,業界初の3.25mmサイズは,治療の選択肢を広げ,より至適なステント留置を可能とする。
●日本における適応
「対照血管径が2.5mmから3.75mmの範囲にあり,新規の冠動脈病変(病変長32mm以下)を有する症候性虚血性心疾患患者の治療」
●ステントサイズ
ステント径 2.5mm-3.5mm / ステント長 8mm-38mm
日本では初めてとなる3.25 mm径サイズを新たに追加
* 同社調べ(2013 年8 月1 日現在,日本で販売されている5社13 製品の製品仕様を参照)
1) Coronary Artery Disease. National Heart, Lung and Blood Institute. May 2011
http://www.nhlbi.nih.gov/health/health-topics/topics/cad/
●問い合わせ先
アボットジャパン
広報部
TEL 03-4588-4602
www.abbottvascular.jp