2013-4-8
人間工学にもとづくやわらかなデザインに,
日常の検査で必要とされる機能性と
先進アプリケーションを搭載しながら,
高い経済性を実現した「Brivo MR355 Inspire 1.5T」
ケアリングデザインを採用したMRIを最上位機種からルーティン検査モデルまで市場投入
中小規模病院やクリニックでのルーティン検査に最適化
医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー,GEヘルスケア・ジャパン(株)は4月12日(金),GEヘルスケア製MRI(磁気共鳴断層撮影装置)の最新機種「Brivo MR355 Inspire 1.5T(ブリボー・エムアール355・インスパイア・1.5テスラ)」を,中小規模病院やクリニック,検診センターを主対象に発売する。
Brivo MR355 Inspire 1.5Tは,GEヘルスケア製MRIのパフォーマンスブランド「Brivo(ブリボー)」シリーズの最新機種で,今年2月に発売したOptima MR360 Advance 1.5Tの兄弟モデル。Optima MR360 Advance 1.5Tと同じく,「患者さんへの優しさ」を第一に,人間工学にもとづく「Caring Design(ケアリングデザイン)」を採用した外観に,日常の検査で必要とされる機能性と先進アプリケーションを搭載しながら,高い経済性を実現したルーティン検査用のMRI。
このBrivo MR355 Inspire 1.5Tの発売で,最上位の「Discovery MR750w 3.0T」から臨床的有用性を追求した「Optima MR 450w 1.5T」「Optima MR360 Advance 1.5T」,ルーティン検査用の「Brivo MR355 Inspire 1.5T」までの主要3ブランドで,Caring Designを採用した「患者さんに優しい」MRIが市場投入される。なお同装置は,MRIの技術やエンジニアリング機能を有し,その確かな技術力に裏打ちされた品質の高さから全世界のGEヘルスケアのモデル工場となっている同社の日野工場で製造される。
Brivo MR355 Inspire 1.5Tは,4月12日(金)~14日(日)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される2013国際医用画像総合展(ITEM 2013)において,実機展示される。
●Brivo MR355 Inspire 1.5Tの主な特長
1. わずか25kVAの必要電源容量で,光デジタル伝送技術による高画質・短時間撮像を実現
上位機種に採用されている光デジタル伝送技術「OpTix(オプティクス)」を搭載し,従来のアナログ信号伝送方式に比べて高画質かつ短時間での撮像を実現しながら,必要電源容量は25kVAと国内の1.5T MRIでは極めて少なく,医療機関のコスト削減に貢献する。
2. 先進アプリケーションの搭載で,患者さんに負担の少ない検査を実現
アーチファクト(偽像)につながる検査中の患者さんの動きを高度に補正し,再撮像の機会を低減する「PROPELLER(プロペラ)」や造影剤を使用しない血管撮像ソフトウエア 「InhanceSuite(インハンス・スイート)」など先進アプリケーションを搭載。患者さんの負担の少ないMRI検査を実現する。
3. 患者さんの不安感を和らげるケアリングデザインを採用。テーブルも49cmの高さまで降下可能
これらのハード面とソフト面での優位性に加えて,両手で優しく包み込むような外観デザインに,明るくやわらかな色彩のウッドパネル調の側面など,患者さんの不安感を和らげるケアリングデザイン採用。また患者テーブルは49cmの高さまで下げられる設計を施し,高齢や体の不自由なの患者さんでも検査台の乗り降りが容易にできる。
このような高い機能性や「患者さんへの優しさ」を追求したデザインに加えて,優れた経済性を併せ持つBrivo MR355 Inspire 1.5Tは,中小規模病院やクリニック,検診センターなどでのルーティン検査を高い有用性を誇ると見込まれている。
●問い合わせ先
GEヘルスケア・ジャパン(株)
コミュニケーション本部
ブランチャード美津子・松井亜起
TEL 0120-202-021
www.gehealthcare.co.jp