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2013-1-31

（株）システム計画研究所では，地域医療連携を推進するための検査・診療予約システム「AvanceLink（アバンスリンク）」を開発し，販売を開始した。AvanceLinkは，診療所・病院から地域中核病院への検査・診療予約をオンラインで行うシステム。さらにAvanceLinkとID-Link（（株）エスイーシー）を連携させることにより，患者さんの情報を地域の医療機関で相互に共有することができる。

製品紹介サイト
http://www.isp.co.jp/products/avancelink/

●「AvanceLink（アバンスリンク）」開発の背景

患者さんを地域全体で継続的かつ効果的にケアするための「地域医療連携」を推進するためには，医療機関が相互に行う患者さんの紹介，検査依頼を効率的に行う必要がある。（株）システム計画研究所では，この地域医療連携を推進するためのシステムとして，医療機関間で検査・診療予約を行うためのシステムを公益財団法人 東京都医療保健協会 練馬総合病院様と開発した。
練馬総合病院の協力により開発したAvanceLinkは診療所側の利用負担軽減のための機能や中核病院側地域連携室の業務を効率化する機能など，実際の地域医療連携の現場で必要とされる機能を搭載している。AvanceLinkを導入することで休日，夜間を問わず連携先から検査・診療予約を受け付けることができるので，医師や病院スタッフに負担をかけることなく紹介率の向上を見込める。
また，AvanceLinkは（株）エスイーシーが提供するID-LinkとIHE統合プロファイルPIX/PDQにより連携し，紹介患者さんの基本情報を相互の医療機関で確実に共有できる。

●製品の特徴

• 休日，夜間を問わず連携先の診療施設からオンラインで確実に予約が行える
• 診療情報提供書をシステム内で作成・提出することができる
• 予約時に必要な入力項目を最小限に抑えており，診療所に負担をかけずに利用できる
• Webアプリの形態であるため，診療所側が用意するのはブラウザとインターネット接続環境のみ
• ID-Linkとシングルサインオン連携し，PIX/PDQにより患者情報を共有できる
• 予約枠は医師や専門領域ごとに設定でき，マスタの変更により柔軟な運用ができる
• ポータル画面の「お知らせ」，「よくある質問」「関連リンク集」など，地域のポータルとして利用できる