2012-11-13
放射線防護のトータルソリューションを提供する医建エンジニアリング(株)は無鉛放射線防護材「ホーシャット無鉛ボードXp」(以下 無鉛ボード)鉛当量1.0mmタイプを新たに開発,発売を開始した。
2006年4月に鉛を使わない“環境にやさしい”新しい放射線防護材 無鉛ボードXpの発売を開始し,これまでおよそ1,000件以上の医療・研究施設等で採用されている。
これまでの無鉛ボードXpは鉛当量0.75mm,厚さ12.5mmの1タイプのみであった。
今回の鉛当量1.0mmタイプの開発,発売により,今まで鉛当量2.0mmの必要なエックス線室では,0.75mmタイプを3枚貼りもしくは2.0mm工法といった特殊な工法が必要であった,新しい1.0mmタイプを2層重ね貼りする事で鉛当量2.0mmが必要なエックス線室にも対応ができる。
また今後は従来の鉛ボードでは対応が難しかった,様々な鉛当量のバリエーション(鉛当量0.75mm,1.0mm,1.5mm,1.75mm,2.0mm,2.5mm,2.75mm,3.0mm)にも対応が可能。
今後も同社では様々な環境,社会的ニーズに応えられるよう,一層の製品向上に努めるとともに,アジアを中心とした海外展開も目指していく。
※新製品 ホーシャット無鉛ボードXp 1.0mmタイプをはじめとした新無鉛放射線防護材シリーズを平成24年11月14日から16日まで開催される「HOSPEX Japan 2012」(会場:東京ビッグサイト ブース№:4D-07)にて出展,展示を行う。
●ホーシャット無鉛ボードXp 1.0mmタイプ 製品仕様
サイズ:W910×H1,820 厚さ:15.0mm 重量:約40kg
性能:鉛当量 1.0mm(2枚重ね貼りにて鉛当量 2.0mm)
用途:X線管電圧150kVまでの医用X線装置の放射線防護材
認定番号:不燃材料 NM-3472
●問い合わせ先
医建エンジニアリング(株)
HS営業部 特販課
TEL 03-3634-7301 FAX 03-3634-7401
E-mail:tokuhan2@iken-eng.co.jp
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