ShadeQuest/TheraRIS
富士フイルム医療ソリューションズ
放射線治療部門情報システム
10年以上のシステム構築実績を結集した放射線治療部門に特化した治療RIS。
日本の環境に適したチーム医療を支援します。
- User's Voice 導入事例
放射線治療部門情報システム「ShadeQuest/TheraRIS」は,放射線治療装置や治療計画装置,撮影装置などとのオンラインデータ連携により,分散されているデータ・画像情報を取得し一元管理します。それにより放射線治療情報の統合的なデータベースを構築し,放射線治療部門内の情報共有や統計・集計などのデータ活用,病院全体へ放射線治療情報の提供を行うなど,放射線治療に特化したシステムです。
また,治療依頼情報,治療の計画情報,照射の実績情報,そして転記情報などのフォローにいたるまでの情報に加えて,線量分布図などの画像情報を管理することができます。放射線治療専門医,診療放射線技師,医学物理士,看護師などが必要なときに必要な場所で,放射線治療情報のデータ入力や参照を行う環境を実現し,チーム医療を支援します。
10年以上のシステム構築経験とノウハウを詰め込んだShadeQuest/TheraRISは,自社開発により日々機能拡張を行い,日本の医療現場で求められる情報の管理・活用,そして多職種による利用環境を前提に作られた放射線治療部門情報システムです。
特長<1>
業務の流れとポイントを押さえたシステムです。
業務の流れに沿った,医師,技師,物理士,看護師などの専用画面と画面展開により,効率的な業務とチーム医療を可能にしています。医師・技師によるダブルチェック機能や患者認証機能,カンファレンス機能,統計処理など,医療安全と業務をサポートする補助機能を豊富に装備しています。
特長<2>
外部放射線治療,密封小線源による治療など,病院により行われる治療の範囲は異なります。ShadeQuest/TheraRISは,それぞれの放射線治療に適合した専用機能を用意し,幅広い範囲をサポートしています。
特長<3>
データ入力の省力化はもとより,HISよりオンライン受信した情報を基にペーパーレスで治療方針を構築し,医師・技師の業務効率を向上させています。また, DICOM-RT規格・HL7などの標準規格を採用し,お客様の環境に応じた幅広い連携を実現するとともに,連携後のデータの管理・活用を可能にしています。
特長<4>
ShadeQuest/TheraRISは「治療データベース」を実現し,テキスト情報と画像情報の統合的管理を可能にしています。放射線治療業務のサポートだけでなく,オーダ連携,実績送信,会計情報送信など,病院情報システムとの連携をサポートし,病院全体としての情報共有を促進しています。
特長<5>
治療室にインルームモニタを設置することで,操作室とリニアック室とで情報を共有できます。リニアック室専用画面により,患者固定情報,補助具の情報がリニアック室内で確認できるので,次の治療準備がスムーズに行えます。
特長<6>
治療計画装置から出力される治療計画情報を有効利用し, DICOM-RT情報から取得したプランの表示,線量分布図,Beams eye View,DVHを表示することができます。これらの表示は,院内または部門に設置された端末上で参照が行えるので,医師・技師の業務効率を向上させるだけでなく,診療科での治療内容の確認など,患者本位の医療の実現が期待できます。
・放射線治療情報サーバ
・放射線治療情報端末
・バーコードリーダ
・レーザープリンタ
・オーダ管理機能
・患者情報管理機能
・治療方針情報管理機能
・治療プラン情報管理機能
・撮影実施機能
・治療実施機能
・治療情報検索機能
・統計・帳票出力機能
・放射線治療情報Web配信機能
・QAQC機能
・看護記録機能
・HIS連携オプション
・DICOM画像管理オプション
・DICOM-RTビューアオプション
・平日対応から24時間365日対応まで,選べるメンテナンス契約を用意
●お問い合わせ先
富士フイルム医療ソリューションズ(株)ソリューション本部営業部
TEL 03-6452-6880
https://www.fujifilm.com/ffms/ja