“トモシンセシスバイオプシーソフト”は，バイオプシーのターゲティング画像に乳がん検査用デジタルX線画像診断装置「AMULET Innovality」で撮影されたトモシンセシス画像を使うことができる専用のオプションソフトウェアです。

●簡単な操作でターゲティングが可能

トモシンセシス画像で得られた画像上でのターゲティングは，病変部分を1か所指定すれば，三次元座標が算出できます。2枚の画像上で所見を指定するステレオバイオプシーと比較し，操作が簡単になり，検査時間の短縮化も期待できます（図1）。

図1　ステレオ画像によるバイオプシーとトモシンセシス画像によるバイオプシーの比較

●トモシンセシス画像でのみ指摘された病変についてもターゲティング可能

トモシンセシス画像は，乳腺と腫瘤の重なりなど，通常の撮影では見つけにくかった病変の観察に適しています。2D画像では指摘できず，トモシンセシス画像でのみ指摘された病変についても，トモシンセシス画像を用いてターゲティングすることができます。