日本画像医療システム工業会（JIRA）は，今回のRSNAが3回目の出展となる。これまでの出展と同様，その目的は，JIRAと毎年4月のJRCで行われる国際医用画像総合展（ITEM）のPR，そして，会員企業の海外進出を支援するというもの。今回もパネルと機器展示で6社，カタログ配布が2社の合計8社が，JIRAブース内でデモンストレーションなどを行い，来場者に日本の優れた技術を紹介していた。

　 RSNA出展も3回目となったが，海外におけるJIRAやITEMの認知度も徐々に上がってきており，ITEMに出展する海外企業も出始めている。米国市場が厳しい状況なだけに，日本市場への参入をめざす海外企業も今後増えるかもしれない。一方の国内市場については，2010年度の診療報酬改定が影響し，JIRAの市場統計では，順調な伸びを示しているという。