CT Equipment and Phantomのセッションを見に行きました。
ファントム評価は研究室でもよく行っているので,ほかの国ではどんなファントムがあり,何を評価しているのか興味がありました。
血流ファントムを用いたダイナミック撮影時の被ばく低減手法の検討,バーガーファントムのように大きさの異なる穴の開いているファントムを用いたワイドカバレッジの装置の分解能の評価など,興味をひかれるものがありました。
ファントム実験は,装置の評価や,臨床利用前の基礎実験として非常に重要なものであると考えています。
色々なセッションで話を聞いていると,CTの世界では,Dual Energyと逐次近似法を応用した各種再構成法が話題の中心でした。
インナビネット記者 清水裕也(藤田保健衛生大学) |