3日目の今日は,午前にbreastのCAD,夕方にリフレッシャーズコースのセッションに参加した。
DCE MRIによりダイナミックカーブの種類を分類し,感度や特異度を求めることで診断能の解析を行っていた。
ポスター展示では,3T MRIのDWIに関する演題を中心に拝見した。
3T MRIのhigh b-value DWIにおける前立腺癌の検出能に関する研究では,3つのb値(500,1000,2000 sec/mm2)を比較し,b値1000よりも2000の方が感度や診断能向上に繋がるという結果であった。
また,本日は筆者のScientific Posterの発表もあり,今年は1人30分の持ち時間が討論するために与えられた。
内容は,3T-乳腺DWIにおけるb値800と1500の比較である。BreastやMRI-DWIに関心が高く,多くの人から意見や質問を頂いた。英語での発表は初めてであり,筆者にとって非常に良い経験となった。
インナビネット記者 高長 雅子(金沢大学)
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