RSNA2013（第99回北米放射線学会）開幕　
世界100か国以上の国々から5万人以上が参加

2013-12-2

Opening Session Aire Crown Theater

RSNA 2013（第99回北米放射線学会）が2013年12月1日（日）に開幕した。12月6日までの6日間，世界100か国以上の国々から5万人を超える参加者が，米国イリノイ州シカゴ市にあるマコーミックプレイスに集まる。RSNA 2013の大会テーマは「The Power of Partnership」，大会長はスタンフォード大学放射線腫瘍学教授などを務めるSarah S. Donaldson, M.D.である。

初日の12月1日には，8時30分からArie Crown Theaterにおいて，恒例のOpening Sessionが行われた。American Association of Physicists in Medicineの会長であるJohn D. Hazle, Ph.D.の挨拶，毎回ユニークなプレゼンテーションで人気のChicago Radiological Society会長のJoy S. Sclamberg, M.D.が，シカゴの放射線科医の特徴をユーモアを交えて紹介。さらに，Outstanding Educator AwardとOutstanding Researcher Award，RSNAに貢献した故人への表彰が行われた。

これに続き，Donaldson大会長によるPresident's Addressがあった。講演タイトルは，大会テーマである“The Power of Partnership”。Donaldson大会長は，放射線科医が診療に参加できていないことがあると指摘。放射線科医がパートナーシップを結ぶ対象として，“Internal”“External”“Patients”を挙げ，協同，協調の重要性を訴えた。