国際モダンホスピタルショウ2018が3日間の日程でスタート
2018-7-11
開会式恒例のテープカット
ヘルスケアIT業界では夏の風物詩となった「国際モダンホスピタルショウ2018」が,2018年7月11日(水)に開幕した。13日(金)までの3日間の日程で,東京ビッグサイト東展示ホール4・5・6ホールおよび会議棟を会場に,暑さも吹き飛ぶ熱気のこもった展示が行われる。今回は,「健康・医療・福祉の未来をひらく〜世代と国境を越えた豊かな共生を目指して〜」が展示テーマに掲げられた。
初日の9時30分からは開会式が行われた。開会式では,まず主催者の一般社団法人日本病院会会長の相澤孝夫氏が挨拶した。相澤氏は,少子高齢化や生産年齢人口の減少などの環境変化が進んでおり,医療機関にとっては厳しい状況にあるとした上で,2018年度のダブル改定では2025年に向けた方向性が示されたと述べた。そして,現在の難局を乗り越え,未来を開くためには地域包括ケアを推進していくことが重要であり,一足早く超高齢社会となった日本が世界の道しるべとなるべきであると指摘。パラダイムシフトとイノベーションが起こっている医療・介護・福祉の現状を踏まえ,国際モダンホスピタルショウを通じて,変革のきっかけ,ヒントをつかんで,明るい未来へつなげてほしいとまとめた。
同じく主催者挨拶に立った一般社団法人日本経営協会理事長の平井充則氏は,まず大阪府北部地震と西日本の豪雨の犠牲者に哀悼の意を伝えるとともに,被災者にお見舞いの言葉を述べた。そして,社会情勢の変化の中,医療・介護・福祉が従来の枠組みを超えて柔軟に対応していくことが求められていると説明。国際モダンホスピタルショウでは,このような状況を踏まえて,来場者の役に立つ最新の情報を発信していきたいと述べた。
このほか,厚生労働省大臣官房審議官の橋本泰宏氏,公益社団法人日本医師会会長の横倉義武氏,公益社団法人日本看護協会常任理事の川本利恵子氏が来賓として挨拶。また,キヤノンメディカルシステムズ(株)代表取締役社長の瀧口登志夫氏が出展者代表挨拶,ホスピタルショウ委員会委員長の大道 久氏がホスピタルショウ委員長挨拶を行った。
なお,今回は345社が出展。展示面積は約7800m2となっている。
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