「第46回国際福祉機器展(H.C.R.2019)」が開幕
2019-9-25
厚生労働省の来賓を招いた開会式でのテープカット
アジア最大級の福祉機器の展示会である「第46回国際福祉機器展(H.C.R.2019)」が,2019年9月25日(水)に開幕した。27日(金)までの3日間,東京ビッグサイト西・南展示ホール(東京都江東区)を会場に,介護ロボットや介護分野のICT,IoT機器が集結する。今回は14か国・1地域から430社を超える企業・団体が出展。自治体ブース内の参加企業も含めると500社前後が参加。また,期間中は12万人が会場を訪れる見込みである。
初日の開場前に行われた開会式では,主催する社会福祉法人全国社会福祉協議会会長の清家 篤氏が挨拶に立った。清家氏は,世界に類を見ない高齢化が進んでいる中,地域共生社会の実現が国の重要施策となっていると述べた上で,福祉機器は障がい者,高齢者の生活に欠かせない機器であるとともに,地域共生社会を実現するものであると説明。さらに,生産年齢人口が減少する中で,福祉機器による生産性向上は不可欠であると訴えた。
なお,3日間の会期中は国際シンポジウムやH.C.Rセミナー,出展者プレゼンテーションが用意された。H.C.Rセミナーでは,最終日27日の13時30分から,五島清国氏(公益財団法人テクノエイド協会企画部長)による「施設で役立つ介護ロボット・ICTの最新動向」が行われる。このほか,特別企画も会場内各所で開かれる予定だ。
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