日立製作所がグループ世界最大規模のイベント「Hitachi Social Innovation Forum 2019 TOKYO」を開催
2019-10-23
21回目となる「Hitachi Social Innovation Forum 2019 TOKYO」
日立製作所は2019年10月17日(木),18日(金)の2日間,日立グループ世界最大規模のイベント「Hitachi Social Innovation Forum 2019 TOKYO」を東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて開催した。21回目となる今回は,2021中期経営計画のキーメッセージである「Hitachi Social Innovation is POWERING GOOD」を掲げ,モビリティやライフ,インダストリーなど,日立が手がける幅広い分野の取り組みを,講演やビジネスセッション,展示などを通じて顧客やパートナーに紹介した。
講演や対談,セッション,セミナーは,2日間にわたって多彩なプログラムが企画された。初日の基調講演では執行役社長兼CEOの東原敏昭氏が登壇し,「Hitachi Social Innovation is POWERING GOOD」と題して,日立が考える“より良い社会”の実現に向けた取り組みを紹介。また,18日にはメリッサ・シリング 氏 (ニューヨーク大学レナード・N・スターン・スクール・オブ・ビジネス教授)が,「The Story of Great Innovators & How We Nurture Breakthrough Innovation in Our Lives(偉大なイノベーターたちの物語 ~画期的なイノベーションの起こし方~)」と題した特別講演を行った。
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今回,ヘルスケアに関連したプログラムや展示は,人々の暮らし全体を支える「ライフ」のカテゴリーで紹介された。18日に行われたビジネスセッション4「デジタルが拓くこれからのまちづくり~安全・健康・快適な暮らしの実現に向けて~」では,河井保博氏〔(株)日経BP技術メディア局長〕をモデレータに,清水建設(株)常務執行役員の那須原和良氏,OYO TECHNOLOGY & HOSPITALITY JAPAN(株)の勝瀬博則氏,元プロ陸上選手・(株)Deportare Partners代表の為末 大氏,日立製作所ライフ事業統括本部デジタルフロント事業本部本部長の大隅英貴氏が登壇。一人ひとりのQOLを高め,健やかに暮らせる人に寄り添った新たな“まちづくり”をテーマに,セッションが行われた。
ヘルスケア関連の展示としては,「粒子線治療ソリューション」「スマート手術ソリューション」「がんゲノム個別化医療ソリューション」の3つを紹介。介護福祉関連ではIoTを活用した「介護施設向けケア支援ソリューション」をアピールしたほか,単身高齢者向けの見守りサービスなども展示された。また,ガラス棟7階に設けられた展示会場では,デジタルトランスフォーメーションを推進する最新技術を展示。医療分野への応用も期待される「XAI:説明可能な人工知能」など,最先端のテクノロジーを来場者に紹介した。
●問い合わせ先
(株)日立製作所 Hitachi Social Innovation Forum 2019 TOKYO事務局
TEL 03-4235-6140 (9:30~12:00,13:00~17:00, 土・日・祝日を除く)
E-mail contact.hsiftokyo.jq@hitachi.com