富士フイルムがAI・IoTを活用する内視鏡事業戦略を発表
2019-5-29
会場風景
富士フイルム(株)は2019年5月28日(火),同社本社(東京都港区)にて人工知能(AI)による早期診断技術やIoTを活用したスマート工場建設などの内視鏡事業戦略を発表した。
最初に取締役常務執行役員メディカルシステム事業部長の後藤禎一氏がメディカルシステム事業の取り組みについて紹介。さらに,メディカルシステム事業部内視鏡システム部長の永田敬一氏が内視鏡事業の成長戦略と題して同日発表した独medwork社買収による内視鏡処置具事業への本格参入や,AI・IoT技術を活用したスマート工場建設(栃木県佐野市)による内視鏡生産の効率化についての説明を行った。最後に,メディカルシステム事業部ITソリューション部長の鍋田敏之氏が,「AI技術REiLiを活用した内視鏡IT戦略」と題して,REiLiによるPACSにAIを活用したワークフロー半自動化への展望や,同社の画像処理技術LCI(Linked Color Imaging)により得られるデータを生かした内視鏡下でのリアルタイムAI-CAD技術を解説した。
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富士フイルム(株)
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