コニカミノルタ,産業革新機構と共同で遺伝子診断の米国アンブリー・ジェネティクス社を買収
2017-7-7
(左から)山名昌衛 氏(コニカミノルタ(株)
代表執行役兼CEO),
勝又幹英 氏((株)産業革新機構)
コニカミノルタ(株)は2017年7月6日(木)に,(株)産業革新機構(INCJ)と共同で米アンブリー・ジェネティクス社(以下,AG社)の買収に関する契約を締結した。同日,ベルサール東京日本橋(東京都中央区)にて記者会見を開催した。
出資比率はコニカミノルタ60%,INCJが40%で,取得価格は概算で総額902億円になる。
今回の買収は,AG社の最先端の遺伝子診断技術とコニカミノルタのタンパク質高感度定量検出技術(HSTT)を合わせることにより,がん医療などでニーズが高まることが予想されるprecision medicine(個別化医療)推進に向けた戦略的取り組みとなる。
コニカミノルタ代表執行役兼CEOの山名昌衛氏は冒頭の挨拶で,「今後は,遺伝子診断技術と自社の画像処理技術などを組み合わせ,早期診断システム・サービスの開発を進め,ヘルスケア事業の売り上げ高1000億円をめざす」と述べた。
●問い合わせ先
コニカミノルタ株式会社
広報グループ
TEL 03-6250-2100
株式会社産業革新機構
企画調整Gr.広報 入江,酒井
TEL 03-5218-7202