GEヘルスケア・ジャパン
日野本社にGEのイノベーションの歴史を集約した情報発信スペース「Edison Spirit」 開設
2012-10-23
大型タッチパネル兼Kinect対応モニタと
12台のタブレット端末で展示を構成
GEヘルスケア・ジャパン(株)は,同社の日野本社(東京都日野市)に創始者であるエジソンの名前を冠した情報発信スペース「Edison Spirit(エジソン・スピリット)」を開設し,10月22日(月)にオープニングセレモニーを開催した。
Edison Spiritは本社のエントランススペースを改修して設けられた情報発信スペースで,GEの起源から国内外のイノベーションの歴史や製品情報,企業の取り組みなどを紹介したデジタルコンテンツをKinect(キネクト)を使った大型タッチパネルとタブレット端末で体験できるほか,京都の竹フィラメントを使用したエジソン電球などを展示する。また,エントランスの外側には,エジソンが電球のフィラメントに使用した京都産の竹の孫株を集めた竹林があしらわれ,GEの歴史や数々の製品・技術はもちろん,GEと日本との深い関係性が体感できる設計となっている。Edison Spiritは,GEヘルスケア・ジャパンの創業30周年記念事業の一環として設けられた。
当日は,GEヘルスケアのプレジデント兼CEOであるジョン・ディニーン氏,GEヘルスケア・ジャパンの代表取締役社長兼CEOの川上潤氏をはじめ,日野市の企画本部長の荻原弘次氏らが参列してセレモニーが行われた。ディニーン氏は,日本のOptima CT660などIJFG(In Japan for Global)の製品開発を評価し,次の30年に向けて成功への道をともに切り開いていきたいと述べた。川上氏は,「エジソンの精神には,今世界に必要なものを作ることと,これからのためにイノベーションするという2つのコンセプトがあるが,今回の“Edison Spirit”でも,タッチパネルなど最新のテクノロジーと創業以来の企業理念を刻んだ屋久杉と,新旧のスピリッツが共鳴して次世代へ向けたメッセージを発信する空間となった。今後もこの日野本社・工場を拠点としてヘルシーマジネーションやSilver to Gold戦略に取り組んで行きたい」と語った。また,荻原氏は馬場弘融日野市長のメッセージを代読し,「日野市は来年市制50周年を迎えるが,今後もGE社との協同により市民の健康増進と地域医療の充実に向けて前進していきたい」と述べた。最後に,ディニーン氏,川上氏,荻原氏のほか,GEヘルスケア・ジャパン代表取締役会長の熊谷昭彦氏,Edison Spiritという愛称の命名者(社内公募)である上山匡氏によるテープカットが行われた。
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