RSNA2024 フィリップス - ヘルスケアIT 
コマンドセンターからCT/MRI検査を集中管理・遠隔サポート可能な「Radiology Operations Command Center」を出展

2024-12-4

フィリップス・ジャパン

ヘルスケアIT


欧米では数百台が稼働している「Radiology Operations Command Center(ROCC)」(薬機法未承認)

欧米では数百台が稼働している
「Radiology Operations Command Center(ROCC)」
(薬機法未承認)

Philips(フィリップス)のヘルスケアITは,欧米ではすでに数百台の導入実績がある「Radiology Operations Command Center(ROCC)」(薬機法未承認)を展示した。ROCCは,CT,MRI検査室とコマンドセンターを遠隔でつなぎ,コマンドセンターにいるスペシャリストの技師が検査をサポートすることができる遠隔支援ソリューションである。コマンドセンターの大型モニタには,管理しているモダリティを一覧表示した画面と,CT,MRIのコンソール画面と検査室やインジェクタのコンソール画面を映したカメラ映像を組み合わせた画面をタイル表示し,コマンドセンターにいる技師が適宜,検査の指示やサポートを行うことができる。チャットやビデオ通話機能も実装されており,症例をチェックして必要な追加スキャンの指示出しなども可能なほか,コンソールを直接遠隔操作することもできる。
多くのモダリティを有する大学病院や複数の施設からなるグループ病院などにおいて,検査を集中管理することで,技師教育や検査の質の均一化が可能になり,さらに,検査室の状況を確認しながら患者を振り分けるなど調整を行って検査全体の効率化を図ることで,1日あたりの検査数増加といった効果も期待される。
なお,管理するモダリティはベンダーを問わないため,複数のベンダーの装置が入っている施設においても一元的に管理することができる。

左上に稼働中のCT(青),MRI(ピンク)を一覧表示。黄色の枠で囲んだ3台の装置のコンソール画面が,検査室内やインジェクタのコンソール画面の映像とともに表示されている。

左上に稼働中のCT(青),MRI(ピンク)を一覧表示。黄色の枠で囲んだ3台の装置のコンソール画面が,検査室内やインジェクタのコンソール画面の映像とともに表示されている。

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