RSNA 2024 日本の放射線医学の研究や教育に焦点を当てた「Japan Presents」が開催

2024-12-4


日本の放射線医学に焦点を当てた「Japan Presents」

日本の放射線医学に焦点を当てた「Japan Presents」

RSNA Annual Meetingでは,特定の国のRSNAや放射線医学に対する貢献や,その国の放射線医学の状況を紹介するプログラム「Country Presents」を実施している。RSNA 2024では「Japan Presents」が企画され,12月3日(火)15時〜16時にレイクサイドセンターのE352にてEducational Course “Japan Presents: Unique Evolution and Global Influence of Japanese” が開催された。モデレータを相田典子氏(神奈川県立こども医療センター)と富山憲幸氏(大阪大学)が務め,登壇者4名による報告が行われた。

【登壇者および演題】
・山田 惠氏(京都府立医科大学):Overview of the Japanese Healthcare System and JRS
・明石敏昭氏(順天堂大学):Development of the Japan-Medical Image Database for Data Science by Japan Radiological Society
・阿部 修氏(東京大学):Accreditation Organization for Management of Radiologic Imaging - To Promote Medical Safety and Quality Control
・真鍋徳子氏(自治医科大学):The State of Diversity and Inclusion Within the Japanese Radiological Society: Today's Efforts and Tomorrow's Vision

プログラムでは最後に,Curtis P. Langlotz大会長が閉会挨拶を行った。Langlotz大会長は,日本医学放射線学会(JRS)の仲間が素晴らしいプレゼンテーションをしてくれたと感謝を示し,「日本における多様性と公平性への取り組み,革新的なデータベースシステム,そして日本の医療全般についてのプレゼンテーションは示唆に富んでおり,放射線医学を前進させるために必要だ」と述べた。日本からは200を超えるScientific PostersやEducation Exhibitsが採択されていることやJRSの初出展,さらに会場内のRSNA Shopでは今年の特別グッズとしてニホンジカのぬいぐるみを販売していることなどを紹介。最後にJRS理事長を務める富山氏に感謝状を手渡し,プログラムを表彰した。

モデレータと登壇者による記念撮影

モデレータと登壇者による記念撮影

 

Langlotz大会長より感謝状が贈られた

Langlotz大会長より感謝状が贈られた


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