フィリップスブース

Philips（フィリップス）は，“See beyond to a new perspective on patient care”をテーマにブース展示を行った。RSNA2022，ITEM2023に続くテーマで，“See beyond”，つまり「『その先』にあるワークフロー向上や患者中心のケア」をめざすソリューションの提供に注力する姿勢がアピールされた。さらに，初の試みとして同社のSDGsへの取り組みを紹介した。

MRIでは，RSNA2022でアンベールされ，日本でも2023年に展開を開始した3Tの最上位機種「MR7700」が目を引いたほか，柔軟性に富んだ新コイル「Smart Fit Coil」（W.I.P）などが紹介された。また，展示ホール内で英国などで展開中のMRI搭載車両も展示された。

CTでは，多くのAI機能を搭載した64列128スライスCT「Incisive CT 5100」（日本では「Incisive CT Premium」として展開）の実機を展示したほか，今回の目玉展示の一つとして，Incisive CT 5100に搭載予定の遠隔コミュニケーションツール「Collaboration Live」（W.I.P）が初披露された。

超音波領域では，据え置き型ハイエンド装置「EPIQ Elite」のversion.10が発表され，搭載予定の新機能「Flow Viewer」が紹介された。

研究・臨床用途で展開が広がる3Tの最上位機種「MR7700」

柔軟性に富んだ新コイル「Smart Fit Coil」（W.I.P）

64列128スライスCT「Incisive CT 5100」（日本では「Incisive CT Premium」）。上部のAIカメラをはじめ，多くのAI機能を搭載する。

遠隔コミュニケーションツール「Collaboration Live」（W.I.P）

据え置き型ハイエンド装置「EPIQ Elite」のversion.10