高画質の3Dマンモグラフィ画像を得られる
「Senographe Pristina」

RSNA 2023 Women's Health

GE HealthCare（GEヘルスケア）ブースのWomen's Healthのエリアでは，デジタルマンモグラフィ「Senographe Pristina」を展示。撮影からバイオプシー生検までカバーするソリューションを提案した。Senographe Pristinaは，オプションでデジタル・ブレスト・トモシンセシス（DBT）を用意する。DBTは，step & shoot撮影によりボケの少ない明瞭な画像を収集。逐次近似法を用いた画像再構成技術「ASiRDBT」によって，通常のマンモグラフィと同等の線量で撮影が可能である。また，被検者の負担を考えた優しい装置になっているのも特長だ。温かみのあるLED照明や曲線を施したデザインを採用しており，被検者の緊張を和らげ，落ち付いて撮影に臨めるよう，随所に工夫がなされている。さらに，撮影台の天地を薄くして，縁の部分に丸みを持たせたことで痛みを軽減。車椅子に乗った被検者でも無理な姿勢をとることなくポジショニングして撮影できるようになっている。一方で，撮影者にとっても優しい装置になっており，ディテクタの後方にワーキングスペースを設けている。

Senographe Pristinaは，DBTによる3Dバイオプシー機能も有している。奥行き方向のデータを得られることから高精度の手技が可能。また，造影マンモグラフィでのバイオプシー生検を行う「SerenaBright」と組み合わせることで，明瞭な画像の下で手技を行える。

今回のRSNAでは，Senographe Pristinaと自動乳房超音波診断装置「Invenia ABUS」搭載車も展示した。車内に2機種をレイアウトし，2つの検査を行える。

「Pristina Serena」と組み合わせた造影マンモグラフィバイオプシー生検「SerenaBright」を紹介

「Senographe Pristina」と「Invenia ABUS」搭載車の車内

人工知能（AI）ソフトウエアで診断を支援する「MyBreastAI Suite」（薬機法未承認）も紹介