RSNA2023 GEヘルスケア - 核医学
セラノスティクスへの適応が期待されるPET/CT「Omni Legend」とSPECT/CT「StarGuide」を展示
2023-11-29
![プラットフォームを刷新した半導体検出器搭載PET/CT「Omni Legend」 プラットフォームを刷新した半導体検出器搭載PET/CT「Omni Legend」](/var/ezwebin_site/storage/images/report/rsna/2023/products/ge_mi/1336764-95-jpn-JP/RSNA2023-GE_large.jpg)
プラットフォームを刷新した半導体検出器搭載
PET/CT「Omni Legend」
RSNA 2023 核医学
GE HealthCare(GEヘルスケア)では今回のRSNAで,最新の半導体検出器搭載PET/CT「Omni Legend」と,12の半導体検出器をリング状に配置して高画質化を図ったSPECT/CT「StarGuide」を展示した。2台いずれも日本での販売を開始している。
Omni Legendはプラットフォームを刷新。セラノスティクスにも有用な装置となっている。従来装置の2倍以上となるシステム感度を実現した検出器と,Silicon photomultiplier(SiPM)の半導体検出器によって高画質化,撮像時間の短縮が可能となり,被検者の被ばくや検査負担を低減する。また,ディープラーニング技術を用いた画像再構成技術で微小な病変や低コントラストの病変の検出能が向上。さらに,寝台上の天井に配した「Deep Learning 3Dカメラ」によって自動でポジショニングを行うことができ,再検査時における再現性も高めている。検査効率も向上し,スタッフの負担軽減につながる。なお,将来的にはFOVが128cmまで拡張できる設計となっている。
StarGuideは,聖マリアンナ医科大学でアジア第1号機が稼働してから,日本国内では埼玉医科大学,愛媛大学,東北大学の計4施設で稼働している。リング状に配置した検出器によって3D動態収集ができるほか,特定の臓器にフォーカスした撮像も可能である。検出器は270keVまで対応しており,177Luを確実にとらえられることから,セラノスティクスでの適応も期待される。現在,ディープラーニング画像再構成技術(薬機法未承認)の開発が進められている。
![FOVを128cmまで拡張可能な設計になっている「Omni Legend」 FOVを128cmまで拡張可能な設計になっている「Omni Legend」](/var/ezwebin_site/storage/images/report/rsna/2023/products/ge_mi/02/1336781-1-jpn-JP/02.jpg)
FOVを128cmまで拡張可能な設計になっている「Omni Legend」
![日本国内で4台が稼働中で,セラノスティクスでの適応も期待される「StarGuide」 日本国内で4台が稼働中で,セラノスティクスでの適応も期待される「StarGuide」](/var/ezwebin_site/storage/images/report/rsna/2023/products/ge_mi/03/1336784-1-jpn-JP/03.jpg)
日本国内で4台が稼働中で,セラノスティクスでの適応も期待される「StarGuide」
![薬剤合成についても効率的な「PETtrace Solid Target Platform」を紹介 薬剤合成についても効率的な「PETtrace Solid Target Platform」を紹介](/var/ezwebin_site/storage/images/report/rsna/2023/products/ge_mi/04/1336787-1-jpn-JP/04.jpg)
薬剤合成についても効率的な「PETtrace Solid Target Platform」を紹介