「Alphenix 4D CT」（国内ではAngio CT）の
シミュレーション展示

RSNA 2023 X-ray

キヤノンメディカルシステムズのX-rayは，血管撮影装置のシミュレーション展示や回診用X線撮影装置の実機展示を行った。血管撮影装置を紹介するエリアでは，最新シリーズである「Alphenix」について，操作コンソールを使ったシミュレーションで操作性を体験する展示を行った。Alphenixは高画質と低被ばくを両立しつつ，ピクセルサイズが76μmの高精細検出器「Alphenix Hi-Def Detector」を搭載したシステムで，画像をほぼ劣化させることなく1.5インチまでの視野拡大を可能にしている。操作シミュレーションは，実物のコンソールを操作すると，Alphenix とCT と組み合わせた「Alphenix 4D CT」（国内ではAngio CT）が画面の中で連動して動くというもので，来場者が実際に触って体験した。ほかにもワークステーションを出展し，塞栓部位のプランニングなどを紹介した。

回診用X線撮影装置「Mobirex i9」は実機を展示し，キヤノン製の最新デジタルラジオグラフィ（FPD）「CXDI-Elite」シリーズなどと併せてアピールした。Mobirex i9は病棟やオペ室でも使用しやすいコンパクトな設計で，19インチ大画面タッチパネルモニタを搭載。画像は撮影後約2秒で表示され，高い視認性と直感的な操作性で効率的な検査・診断をサポートする。

Alphenixのワークステーションも展示し，検査における有用性を紹介

コンパクトで小回りの利く回診用X線撮影装置「Mobirex i9」

フォトタイマが内蔵された最新のCXDIシリーズ「CXDI-420C Wireless」