RSNA2023 キヤノンメディカルシステムズ - US 
非侵襲的に肝臓疾患評価を行える「Aplio i 800」の有用性をアピール

2023-11-29

キヤノンメディカルシステムズ

超音波(US)


「Aplio i 800」を使ったデモンストレーションを実施

「Aplio i 800」を使った
デモンストレーションを実施

RSNA 2023 US

キヤノンメディカルシステムズのUSエリアでは,プレミアムシリーズの「Aplio i 800」と小規模医療機関向けのコンパクトな「Aplio flex」を展示した。Aplio i 800は,実機3台を使ってデモンストレーションを実施し,米国においても課題となっている非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)などの肝疾患評価における有用性アピールした。Aplio i 800は,非造影で低流速の血管描出を可能にする「iSMI(Superb Micro-vascular Imaging)」や,超音波周波数依存減衰を測定するアプリケーション「ATI(Attenuation Imaging)」,肝臓の粘性度を計測する「Shear Wave Dispersion(SWD)」,肝臓の弾性度を計測する「Shear Wave Elastography(SWE)」など,肝臓にアプローチする多彩な機能を搭載している。これらを活用することで,慢性肝疾患の進行で変化する血管・血流の様子や,脂肪肝や肝線維化の状態を非侵襲に評価できることを紹介した。

Aplio flexは,検者の身体的負担を軽減するように設計されており,重量は約50kgと軽量・コンパクトで機動性の高さが特徴の装置である。ATIが搭載され,オプションで減衰係数の経時的変化をグラフで表現する機能も利用できる。生活習慣病など日常的に患者の健康管理を行うクリニックなどにおいても,簡便に肝疾患の評価を行えることをアピールした。

多彩な肝疾患評価アプリケーションを搭載したAplio i 800

多彩な肝疾患評価アプリケーションを搭載したAplio i 800

 

超音波周波数依存減衰を測定する「ATI」を搭載したコンパクトな「Aplio flex」

超音波周波数依存減衰を測定する「ATI」を搭載した
コンパクトな「Aplio flex」

 

「iSMI」(中央)などの高機能アプリケーションを紹介

「iSMI」(中央)などの高機能アプリケーションを紹介

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