RSNA2023 バイエル - ヘルスケアIT
2つのブースでAIプラットフォーム「Calanticデジタルソリューション」を大きくアピール
2023-11-28
AI Showcaseに出展した
「Calanticデジタルソリューション」ブース
RSNA 2023 ヘルスケアIT
Bayer(バイエル)のヘルスケアITは,日本国内でもITEM 2023のタイミングで発表された医療用画像診断支援AIプラットフォーム「Calanticデジタルソリューション」や線量管理システム「Radimetrics」など,業務効率の向上に資するソリューションを展示した。
Calanticデジタルソリューションは,2023年1月に傘下に入った米国Blackford Analysis社の技術をベースにしたクラウド型プラットフォームで,さまざまなメーカーの画像診断関連のAIアプリケーションを利用した解析や,そのワークフローを一元的に管理することができる。解析結果は専用の「Calanticビューア」で参照可能であり,AIアプリケーションを1つのプラットフォーム上で扱えることで,解析や参照における手間や時間を削減し,画像の増加によりひっ迫する放射線科の業務を支援する。
メインブース(#2519)とは別に,South HallのAI Showcase内に企業ブースとしては最大のブース(#4747)を出展し,Calanticデジタルソリューションを大きくアピールした。
線量管理システム「Radimetrics」は,CTなどのマルチモダリティの線量情報を取得して統合管理できるシステムで,日本国内では2014年から販売を開始し,多くの医療機関で活用されている。線量情報だけでなく,バイエルのインジェクタと連携して情報を集約する「造影検査管理機能」も搭載しており,造影検査に関する情報管理・共有もサポートすることができる。