RSNA2022 GEヘルスケア - MRI
ワークフローを向上し検査効率を高める1.5T,60cm開口径の「SIGNA Victor」を発表
2022-11-29
ワークフローの改善と検査効率に向上に寄与する
最新1.5T MRI「SIGNA Victor」(薬機法未承認)
RSNA 2022 MRI
「SIGNA」ブランドで確固たる地位を築いたGEヘルスケアのMRI。今回は,その基盤と信頼を強固なものにする新型1.5T装置「SIGNA Victor」(薬機法未承認)を,RSNA 2022の2日目,11月28日(月)にブースで発表した。新型の軽量マグネットを採用。ヘリウムの使用量を70%削減,電力消費を抑えるなど,低コストでの運用を可能にした。新たなユーザーインターフェイスである「SIGNA ONE」を採用し,検査者の経験によらず,スムーズかつ確実な検査を施行できる。また,ディープラーニング画像再構成技術である「AIR Recon DL」も搭載。AIR Recon DLは,適用できるシーケンスを拡大しており,99%の検査をカバーできる。さらに,コイルエレメントを自動選択する「AIR Touch」やスライスの自動設定を行う「AIR X」により,検査効率の向上も図られている。なお,ガントリの開口径は,将来的に70cmへ拡大できる。
このSIGNA Victorに組み合わせるブランケットタイプの「AIR Coils」はサイズとチャンネル数が異なる4タイプをラインアップした。縁に色をつけて識別しやすくした。2つのコイルを組み合わせて使用することで,再セッティングを行うことなく広範囲を撮像できる。このほか,ブース内では,前回のRSNAで発表した「SIGNA Hero」(薬機法未承認)を展示した。
2日目に行われた「SIGNA Victor」の発表イベント