RSNA 2022 President's Address and Opening Sessionが行われる——放射線医学は患者のために何ができるかを考える
2022-11-28
大勢の参加者を集めた
President's Address and Opening Session
第108回北米放射線学会(RSNA 2022)が2022年11月27日(日)に始まった。12月1日(木)までの5日間,米国イリノイ州シカゴ市のマコーミックプレイスを会場に,バーチャルミーティングとのハイブリッド形式で行われる。テーマには,“Empowering Patients and Partners in Care”が掲げられている。
初日11月27日16時からはArie Crown Theaterにおいて,President's Address and Opening Sessionが行われた。大会長を務めるラトガース・ニュージャージー州立大学ロバート・ウッド・ジョンソン・メディカルスクール放射線科教授のBruce G. Haffty, M.D.は,“Diagnostic Imaging: Value from the Lens of the Patient”と題した講演を行った。また,次いで行われたOpening Session Lectureでは,“Doctor as Patient: Imagining Cancer Survival for All”をテーマに,カリフォルニア大学デービス校メディカルセンターの放射線科教授のElizabeth A. Morris, M.D.が登壇。どちらも講演も患者の視点から,放射線医学を考えるもので,講演後は会場からは大きな拍手が湧き上がった。
President's Address and Opening Sessionのオープニング