RSNA2021 フィリップス - 血管撮影
血管内治療の手技環境を向上する「Azurion 2nd generation」をPR
2021-12-28
![手技環境をさらに向上させた「Azurion 2nd generation」 手技環境をさらに向上させた「Azurion 2nd generation」](/var/ezwebin_site/storage/images/report/rsna/2021/products/philips_xray/841021-35-jpn-JP/RSNA2021_large.jpg)
手技環境をさらに向上させた「Azurion 2nd generation」
Philips(フィリップス)が展開する血管撮影装置「Azurion」では,手技環境を向上する新機能を追加した最新バージョン「Azurion 2nd generation」が紹介された。“Full System APC”により,アームポジションやSID,テーブルポジションなどをボタン一つで再現でき,過去のDSA画像をロードマップとして活用可能で,被ばく,造影剤量の低減や手技時間の短縮に貢献する。また,モニタ上に情報を追加できる“Maker Tool”は,挿入された情報が画像拡大や寝台の移動にも追従可能。ベッドサイドの術者と操作室のコミュニケーションが向上し,安全に手技が実施可能となる。加えて,“The next lead in 3D imaging”をコンセプトとする“SmartCT”は,回転撮影のガイダンス機能やTSMでの直感的な操作の充実,解析機能の拡充により,血管内治療をサポートする。
Cアーム型X線透視診断装置「Zenition 70」も実機展示された。Cアームに搭載したタッチ式操作パネルで,検査部位や透視条件の選択,画像処理などのあらゆる操作を直感的に行え,術中のストレス軽減や手術室の効率化を支援する。最新バージョンでは手術台のレールにも設置でき,術者の手元で各種操作が行える。国内では2種類の検出器サイズ(21×21cm,26×26cm)で展開しており,今回は30×30cmサイズ(薬機法未承認)が紹介された。
そのほかに,天井走行式Cアーム装置「Azurion 7 C20 with FlexArm」とスペクトラルCT7500を組み合わせた「Spectral AngioCT」のプレビューが公開された(W. I. P。日本を含めた世界での販売は未定)。
![ベッドサイドで術者自身がタッチパネル操作可能となった“Zenition 70”ベッドサイドで術者自身がタッチパネル操作可能となった“Zenition 70” ベッドサイドで術者自身がタッチパネル操作可能となった“Zenition 70”ベッドサイドで術者自身がタッチパネル操作可能となった“Zenition 70”](/var/ezwebin_site/storage/images/report/rsna/2021/products/philips_xray2/04_igt01/841038-1-jpn-JP/04_igt01.jpg)
ベッドサイドで術者自身がタッチパネル操作可能となった“Zenition 70”