RSNA2017 シーメンス - 核医学
“Parametric Imaging”などのPET/CT用最新アプリケーションを中心に紹介したほか,PET/CTとSPECT/CTも参考展示
2017-11-29
RSNA 2017 核医学
Siemens Healthineers(シーメンス)の「Molecular Imaging(核医学)」のコーナーでは,PET/CT用の最新アプリケーションと新型のPET/CTとSPECT/CTの参考展示を行った。
今回,発表されたアプリケーションは“Parametric Imaging” “QualityGuard” “OncoFreeze” “CardioFreeze”。このうち,Parametric Imagingは,「Biograph mCT」で採用されている寝台のリニアモーター駆動という技術的特長を生かして,寝台を複数回往復させてwhole body dynamic scanを行う。これにより,従来のSUV画像だけでなく,FDGが腫瘍に取り込まれていく速度を画像化するmetabolic rate画像やFDGの分布を表すdistribution volume画像が得られる。今後開発される製品に搭載されるほか,Biograph mCTにもアップグレードなどで対応する予定である。
参考展示されたPET/CT「Biograph Vision」(日本国内薬機法未承認)は,シリコンフォトマル(Si-PM)の半導体検出器を採用している。