RSNA2017 島津製作所 - 分析装置ほか
質量分析装置とX線システムの融合など新しい取り組みで,人々の健康とQOL向上をめざす
2017-11-30
RSNA 2017 分析装置,PET装置,近赤外光カメラ装置
Shimadzu Medical Systems(島津製作所)では,展示テーマ“With Your Stories”に示すように,診断や治療にかぎらず,予防,フォローアップにも活用できるシステムの研究・開発を推し進めている。
RSNA 2017ではX線システムのほかに,質量分析装置と前処理システム,近赤外光カメラシステム,乳房専用PET装置模型の展示を通して,島津の将来展望を来場者に示した。
島津は現在,従来は研究分野などに提供してきた質量分析装置を,画像診断機器と併せて活用することで,診断や治療,人々のQOL向上へとつなげる可能性を探っている。会場には,質量分析装置「LCMS-8040 CL」と,質量分析の自動前処理システム「CLAM-2000 CL」(FDA未承認)を展示し,現在取り組んでいる研究について紹介した。
また,日本国内ではすでに販売が始まっている乳房専用PET装置の新型「Elmammo Avant Class」(FDA未承認)の模型と,外科用の近赤外光カメラシステム「LIGHTVISION」(FDA未承認)を展示し,多彩なシステムへの取り組みをアピールした。