RSNA2017 Machine LearningやDeep Learningなどの人工知能(AI)技術が放射線医学を革新
2017-11-28
Education ExhibitsのMachine Learningエリア
前回のRSNA2016では,「Eyes of Watson」が大きな話題を集めたが,今回はそれ以上にMachine LearningやDeep Learningなどの人工知能(AI)技術の放射線医学への応用が進んでいることが感じられる。
レイクサイドラーニングセンターのEducation ExhibitsにはMachine Learnigのエリアができたほか,“Deep Learning Classroom”が設けられた。
一方,Technical ExhibitsにもGoogleなどがスポンサーとなり,Machine Learning Showcaseという展示エリアが,ノースビルディング(Hall B)につくられた。ここでは,AI関連企業が出展したほか,シーメンス,フィリップスなどの大手モダリティメーカーも参加している。また,Machine Learning Theaterでは各社のプレゼンテーションも行われた。日本からはRSNA初参加となるエルピクセルも出展。同社はRSNA開催に先立つ11月24日に日本国内で医療画像診断支援技術“EIRL”を発表
。10テーマの研究を公開している。質の高いデータを用いて,少数のデータでも効率的,かつ高精度の学習が可能。ブース内では,日本国内ベンダーのPACSビューワにEIRLを組み込んだ診断支援技術のデモンストレーションを行っていた。
このほか,サウスビルディング(Hall A)では,IBM Watson Healthもブースを構えていた。
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