RSNA2014 GE ‐ 核医学(MI)
SPECT/CT「Discovery NM/CT 670」とPET/CT「Discovery IQ」のパネル展示
2014-12-2
SPECT/CTのDiscovery NM/CT 670
RSNA 2014[第1日目:11月30日]
GE HealthcareのMIコーナーでは,SPECT/CT「Discovery NM/CT 670」とPET/CT「Discovery IQ」のパネル展示を行い,最新のアプリケーションなどを紹介した。
日本国内では,2014年11月にDiscovery NM/CT 670の機能を強化した最上位機種「Discovery NM/CT 670 Q.Suite Pro」の発売をアナウンスしている。Discovery NM/CT 670は16スライスCTを搭載しており,高画質ながら短時間で,低被ばくの検査ができる装置として開発された。Q.Suite Proは,新開発のソフトウエアである“Q.Metrix”を採用し,臓器ごとに定量値や放射線医薬品の取り込み量を算出するほか,術後評価を行うことができる。また,CTの吸収補正による被ばくを従来より20%低減するソフトウエアの“Q.AC”を搭載している。
一方,PET/CTのDiscovery IQは,新開発の検出器“LightBurstDetector”が搭載されている。検出器幅は体軸方向に最大26cmで,高い感度により検査時間の短縮と画像収集処理能力の向上を可能にし,定量性を上げることができる。また,画像再構成法には,“Q.Clear”を採用。逐次近似再構成でのノイズの発生をコントロールして,画質と定量性の向上を図っている。
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