ITEM2025 島津製作所 
ブースインフォメーション

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2025-3-24


ブースNo.B1-02

●担当者からのメッセージ

1875年に創業した当社は,本年に創業150周年を迎えます。「科学技術で社会に貢献する」という初代島津源蔵の志を受け継ぎ,たゆまぬ努力と挑戦を続けてまいります。
現在,AIやIoT技術を積極的に活用し,X線検査の効率向上や診断支援,安全性向上のための技術革新に取り組んでいます。また,高齢化が進む社会において求められるシニアヘルスケアを支援するため,「認知症対策」や「骨の健康」をテーマにした製品開発にも力を入れております。

ITEM2025では,「Evolution, Innovation, Transformation ‒solving challenges together」をテーマに,最新の技術ソリューション,X線検査の効率化や安全性の向上,新しい評価手法の提案を通じて,医療従事者の負担軽減に寄与する製品をご紹介します。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

●ここが見どころ

カテーテル治療の効率化支援
血管撮影システム「Trinias series with SCORE Opera」

【ライブデモンストレーション実施】

音声認識機能「SMART Voice」を搭載。
治療で頻繁に利用される「SCORE StentView(ステント強調処理)」「透視保存」「画像操作」など13種類の機能をオペレーターの声で操作できます。ハンズフリー操作でカテ室の省力化や効率化をサポートします。

※すべてのシステム操作をSMART Voiceで行えるわけではありません

製品詳細
文献

Trinias series with SCORE Opera

 

一般撮影イメージングトランスフォーメーション
診断用X線装置「RADspeed Pro SR5 Version」 

【ライブデモンストレーション実施】

光学カメラによる検査支援機能「VISION SUPPORT」を搭載。
X線高電圧装置のコンソールおよびX線管保持部の画面上に患者のライブ映像が表示され,操作室・検査室の双方で患者の状況を把握できます。この映像を活用して,スムーズで正確なポジショニングによる撮影画像の質向上,ばく射前の患者体動の検出・表示による再撮影の頻度低減,LAST IMAGE参照による再撮影のポジショニングの効率化をサポートします。

製品詳細
文献

RADspeed Pro SR5 Version

 

病棟・集中治療室・手術室
回診用X線撮影装置「MobileDaRt Evolutionシリーズ」

コンパクトな本体と伸縮式の支柱により,優れた前方視界確保とスムーズな操作性,さらに,パワーアシスト機能「GLIDE VIEW」の搭載により滑らかで小回りのきく走行性を提供します。
各社DRシステムとの組み合わせによる多様なバリエーションや,肺の動きを確認できるシリアル撮影機能,外科手術後の体内異物遺残の見逃し防止を支援する「Smart DSI」もご紹介します。

製品詳細
文献

MobileDaRt Evolutionシリーズ

 

整形外科 & 内視鏡・消化器・嚥下
X線テレビシステム「SONIALVISION G4 LX edition」

新機能「Smart FOV」対応,透視画像処理機技術「DeEP」搭載。
「Smart FOV」は,天板を動かすことなく,FPD 画角内の視野を短手方向へ移動し,さらに関心領域を任意の視野サイズで全画面拡大表示させることができる機能です。患者の体内に内視鏡やデバイスが挿入された状態でも,より安全な検査を支援します。また,「DeEP」は構造物の輪郭を強調させるとともにノイズ抑制処理によって背景ノイズを低減することで,デバイスの視認性を向上させる透視画像処理技術です。「Smart FOV」と「DeEP」の同時使用も可能です。

製品詳細
機能・アプリケーション詳細
 >Smart FOV
 >トモシンセシス
 >スロットアドバンス
 >SmartBMD
文献

SONIALVISION G4 LX edition

 

 

シニアヘルスケア ‐ 認知症診断への取り組み
TOF-PET装置「BresTome」

認知症の6割以上を占めると言われるアルツハイマー型認知症においてアミロイドPET検査が保険適用されましたが,2024年末にタウPET検査薬が薬機承認されるなど,今後PETの利用や保険適用の拡大が期待されます。
BresTomeはSiPM(Silicon Photomultiplier)検出器を搭載する TOF(Time of Flight)PET装置で,頭部・乳房用に開発した検出器を検査部位に近接することで,全身用PET装置よりも高分解能の画像が得られます。脳内での薬剤分布を詳細に描出することで,アルツハイマー型認知症の診断に貢献することが期待されています。

製品詳細
文献

BresTome

 

シニアヘルスケア ‐ 骨の健康
椎体計測ソフトウエア「Smart QM」

急速に高齢化が進む日本において,要介護の原因として認知症,脳卒中に続いて多いのが「骨折・転倒」です。骨粗鬆症は骨の量が減って骨折しやすくなる病気で,患者数は国内で1590万人※とされています。骨粗鬆症による椎体骨折は痛みが無いことが多く,治療を受けないでいると他の椎体に骨折が連鎖し患者のQOLを著しく低下させる可能性があるため,骨粗鬆症を早期発見,治療することが重要とされています。

「Smart QM」は,骨粗鬆症診断における椎体骨折評価をQM法による定量的な評価で支援する椎体計測ソフトウエアです。被検者の胸椎または腰椎X線側面画像からAIの支援により簡便に椎体を計測でき,計測結果を表示します。また計測結果はレポートとしてDICOM出力が可能で,施設の電子カルテシステムなどに搭戴された画像表示ソフトでレポートの確認も可能です。

※出典:Yoshimura N, et al. J Bone Miner Metab 40(5): 829-838, 2022

製品詳細
文献

 

シニアヘルスケア ‐ 骨の健康
骨密度測定アプリケーション「SmartBMD」

X線テレビシステムSONIALVISION G4 LX editionに,国内では初めて※骨密度測定アプリケーション「SmartBMD」 をオプションとして設定しました。腰椎および(または)大腿骨近位部をスキャンすることで簡単にDXA 法による骨密度測定が可能です。

※ 日本国内における据置型デジタル式汎用X線透視診断装置において

製品詳細
文献

●主な展示製品

血管撮影システム Trinias series with SCORE Opera
診断用X線装置 RADspeed Pro SR5 Version
回診用X線撮影装置 MobileDaRt Evolutionシリーズ
X線テレビシステム SONIALVISION G4 LX edition
TOF-PET装置 BresTome
椎体計測ソフトウエア Smart QM
SONIALVISION G4用 骨密度測定アプリケーション SmartBMD
外科用X線テレビジョン装置 OPESCOPE ACTENO FD type
放射線治療装置用動体追跡システム SyncTraX FX4 version
放射線治療支援システム SyncTraX SMART version
<クリニック向け>
診療所向け診断用X線装置 X’sy Anesis
デジタルラジオグラフィシステム VIVIX-S/VXvue
X線テレビシステム FLEXAVISION F4 package
無床診療所向け統合型電子カルテシステム SimCLINIC T4 Cloud
診療所向け卓上支払機 Mer’C
ほか

※実機展示はありません

●セミナー情報

第84回日本医学放射線学会総会 ランチョンセミナー 23
「一般撮影画像診断技術の革新」
日時 4月12日(土) 12:00~12:50
会場 パシフィコ横浜 会議センター 4階416+417
座長 尾尻 博也 先生 東京慈恵会医科大学 放射線医学講座 担当教授

演者1 田中 修二 株式会社島津製作所 医用機器事業部
   「島津製作所 一般撮影装置の開発コンセプト」

演者2 馬場 隆行 先生 今村総合病院 画像診断部
   「一般撮影装置のイメージングトランスフォーメーションとトモシンセシス臨床有用性」

共催:第84回日本医学放射線学会総会 / 株式会社 島津製作所

※本セミナーは,整理券制ではございません。
聴講をご希望の方は,直接会場にお越しください。

●島津製作所ブース

島津製作所ブースマップ

 

●お問い合わせ先
社名:株式会社島津製作所
住所:京都市中京区西ノ京桑原町1
URL:https://www.med.shimadzu.co.jp/


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