ITEM2025 フィリップス・ジャパン
ブースインフォメーション
- information
2025-3-24
ブースNo.D2-14
●担当者からのメッセージ
フィリップスは,「Better care for more people(より良いケアをより多くの人へ)」をテーマに掲げ,ブース展示を行います。データのスムーズな収集・管理と進化したAIの導入により,ワークフローの向上や患者を中心としたケアをめざすソリューションをご提案し,医療現場が抱える課題の解決をサポートします。
●ここが見どころ
●MR
MRブースでは,ヘリウムフリー(※1)の70 cmワイドボア「BlueSeal」を日本で初展示します。現在,「BlueSealマグネット」は全世界で1,700台が稼働しており(※2),貴重な地球資源である液体ヘリウムの消費削減に大きく貢献していますが,今回展示する新型は,従来型マグネットと比較すると,その削減量は約500万リットルにのぼります。また70 cmワイドボアのハイパフォーマンスデザインを採用しています。

BlueSealマグネットはヘリウムが密閉され再充填が不要
※1 7リットルの液体ヘリウムを使用して超電導状態を維持。
※2 2025年1月末現在の稼働実績,および全世界で稼働中のフィリップスのヘリウムフリーマグネット合計での削減量。
●CT
CTブースでは,新型検出器とAI機能を搭載したプレミアム装置「CT 5300」,2層検出器を搭載したフラッグシップモデル「Spectral CT 7500」を紹介します。「CT 5300」は,クリニカルコンフィデンスの向上,ワークフローの改善,さらに病院経営における経済性にも貢献。「Spectral CT 7500」は,「NanoPanel Prism detector」と呼ばれる2層検出器を搭載。フィリップスのスペクトラルCTは全世界で720台がインストールされており(※3),ITEM会場では日本国内のみならず,世界中から集めたスペクトラル画像を紹介します。
※3 2025年2月現在

新型検出器とAI機能を搭載した「CT 5300」
●Mobile Surgery
最上位モデルの「Zenition 90 Motorized」の実機展示をします。「Zenition 90 Motorized」は,フィリップス初の電動 Cアームで,1秒間に 15°とカテゴリ内では最速クラスの動作スピードを有しています。また,高速化に伴う接触のリスクを低減するため,Cアーム作動中に患者や術者に近づくと自動で停止する接触防止機能「BodyGuard」も備えています。さらに,新搭載した「Auto Vascular Outline(自動血管壁描出機能)」は,ボタンひとつで透視画像上の血管壁を明確に描出できるため,従来の手動での血管壁描画が不要になり,血管治療時間の短縮に大きく貢献します。

●画像診断ワークステーション
新製品であるAdvanced Visualization Workspaceを展示する。従来のワークステーションとユーザーインターフェイスを刷新したCardiac MRI解析はバックグラウンド解析により,解析時間の短縮を実現し,AIを利用したアルゴリズムで解析者の負担をサポートします。
●超音波診断装置
超音波診断装置では,この春登場した腹部・表在・血管など多用途でご使用いただける「EPIQ Elite Elevate」をご紹介します。「EPIQ Elite Elevate」は自動化による検査効率の向上,画質の向上,直観的なワークフローを目指した装置です。新たに登場した「Auto ElastQ」機能は肝臓シアウェーブエラストグラフィ計測の操作を自動化します。数値が安定した計測箇所が提示されるため,検査時間を短縮するだけでなく,バラツキの低減に寄与することが期待されます。

●主な展示製品
MRI
CT
血管造影X線診断装置
モバイルCアーム
画像診断ワークステーション
PACS
VNA
MRI超音波融合前立腺生検装置
超音波診断装置
タブレット型超音波診断装置
●セミナー情報
ランチョンセミナー14
日時 : 2025年4月11日(金)12:00~12:50
会場 : パシフィコ横浜 (アネックスホール 2階 F205+206)
AIと最先端MRIがもたらす臨床診断の変革:高精細・高速化から多核種イメージングまで
心血管MRIの最新技術と臨床応用の要点
演者 : 常田 慧徳 先生 (北海道大学病院 放射線診断科)
MR7700による上腹部MRIの新時代 - 多核種イメージングがもたらす形態と代謝の統合的画像診断 -
演者 : 尾崎 公美 先生 (浜松医科大学 放射線診断学講座)
ランチョンセミナー21
日時 : 2025年4月12日(土)12:00~12:50
会場 : パシフィコ横浜 (会議センター 3階 313+314)
CTイメージング最前線:AIとSpectralが日常検査に与えたインパクト
座長 : 富澤 信夫 先生 (順天堂大学医学部附属順天堂医院 放射線科)
Dual Layer Spectral CT 7500による心臓CTの革新的なスペクトラルイメージング
演者 : 小山 靖史 先生 (桜橋渡辺未来医療病院 放射線科)
Beyond Hardware: How CT 5300 can enhance clinical, operational, and financial outcomes
演者 : Emma Perrin (CT Business Development Manager, Philips)
共催:第84回日本医学放射線学会総会/株式会社フィリップス・ジャパン
●フィリップス・ジャパンブース

●お問い合わせ先
社名:株式会社フィリップス・ジャパン
住所:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー15階
TEL:0120-556-494(フィリップス ヘルスケア(医療機器)お客様窓口)
URL:https://www.philips.co.jp/healthcare