ITEM2025 根本杏林堂
ブースインフォメーション
- information
2025-3-24
ブースNo.D1-24
●担当者からのメッセージ
根本杏林堂の今年のテーマは,「臨床の質を高める信頼のパートナー」(A trusted partner that enhances clinical quality)です。
私たちは,より優れた造影効果や造影技術の探求を通じて,検査を受ける患者様の負担軽減や画像診断の発展に貢献したいと考えております。そのためには,医療現場の皆様とのコミュニケーションが何よりも重要です。
皆様の研究をサポートし,ご意見やアイデアを頂戴する中で,新たな造影技術が生まれてまいります。これからも,皆様から多くのご意見をお寄せいただける企業であり続けたいと願っております。
些細なことでも構いませんので,日頃気になっていることがございましたら,ぜひお聞かせください。皆様のご来場を心よりお待ちしておりますので,ぜひブースまでお立ち寄りください。
●ここが見どころ
臨床情報パネル
今回は造影プロトコルに焦点を当て,臨床画像と注入方法(プロトコル)をご紹介いたします。
CT・MRI・ANGIO装置の進化に伴い,求められる撮影内容も高度化しています。しかし,人間の血行動態は変わりません。造影剤の注入速度や注入量を適切にコントロールすることで,求められる画像コントラストを提供できる注入方法・技術(プロトコル)の探求を,皆様と共に進めてまいります。
今回は,その一部をご覧いただきます。
●主な展示製品
CT用造影剤自動注入装置『DUAL SHOT GX10』
GX10はGXシリーズで培われた最適な造影環境構築に必要な技術が集約された商品となっています。例えば,従来のヨード量規定法である体重法で懸念されていた患者体格の違いに起因する造影効果の過不足に対応するため,患者体格を考慮したAdBW(Adjustment Body Weight Protocol)を採用し,最適な造影剤投与を目指しています。GX10より「圧力監視モニター」が標準装備され,全てのユーザーに検査室内での安全確認を提供します。またこれまでのGXシリーズに引き続き,「CEエビデンスシステム」と「造影剤モレ検知サポートシステムLD」をオプションとして準備しております。施設によって異なる検査環境に応じた安全をサポート致します。

『造影剤モレ検知サポートシステムLD』
造影剤の投与は,診断機器の進歩に伴い,高速注入が求められるようになりました。しかし,それに伴い,血管外漏出が発生した際のリスクも高まる傾向があります。また,タスクシフトの進展により,診療放射線技師が静脈ルートを確保できるようになり,安全な注入を支援する機能の重要性が一層高まっています。
「造影剤モレ検知サポートシステムLD」は,血管外漏出を早期に検知し,被検者の身体的負担を軽減することで,安全な造影剤投与をサポートします。

『CEエビデンスシステム』
医療安全へのニーズに応えるシステムとして,造影検査情報管理システム「CEエビデンスシステム」は,インジェクターと院内ネットワークを専用ゲートウェイを介して接続し,造影検査に関する情報を相互にやりとりすることが可能です。
これにより,副作用情報や腎機能測定値など,造影検査に不可欠な重要情報を画面上に表示でき,検査の適否を容易に判断できます。副作用情報などがある場合はアラートが表示されるため,見落としを防ぎ,患者様の安全性向上に貢献します。
また,造影剤の投与結果を自動で院内ネットワークに保存できるため,診療情報の正確な記録が可能となります。さらに,会計システムとも連携できることで,造影検査に関する請求ミスを防ぐことができます。

●セミナー情報
第84回 日本医学放射線学会総会
共催社名:株式会社 根本杏林堂
開催日時:2025年4月12日(土)12:00-12:50
会場:パシフィコ横浜 会議センター 3F 311+312(116席予定)
セミナーテーマ:造影に関するテーマ
座長:村上 卓道 先生
神戸大学大学院医学研究科 放射線医学分野 教授
造影CT検査の新しいトレンド
可変注入法の理論と臨床応用
-まずは肝膵多時相造影検査から始めてみよう-
演者:市川 智章 先生
群馬大学大学院医学系研究科 放射線診断核医学講座 客員教授
●根本杏林堂ブース

●お問い合わせ先
社名:株式会社 根本杏林堂
住所:東京都文京区本郷2-27-20 本郷センタービル3階
TEL:03-3818-3541
URL:https://www.nemoto-do.co.jp/